› 豊田でみる、つくる、たべる日々 › 甘いもの › 甘夏みかんゼリー

2009年05月12日

甘夏みかんゼリー

さて、甘夏みかんをくり抜いた後の果肉と果汁が5個分、しかも形も崩れた状態から何を作ろうかと考えて、ともかく薄皮を除こうと、取っ組み合うこと30分少々。最初は「ビタミンジューサー」なる手動の道具↓で、果汁だけを絞って後は捨てることを考えましたが、だめですねもうダメ、機械でプレスしているわけじゃあるまいし、水分がまだまだ残ったおいしそうな果肉を捨てるなどということができませぬ。いったんこの道具である程度果汁を絞った後、手で果肉を一つずつ取り分ける作業に挑みました。手の指はすばらしいです。指にまさる道具はないと思ってしまいました。

甘夏みかんゼリー甘夏みかんゼリー

それで、きれいなつぶつぶジュースがこうやってとれました。朝食にまずは砂糖なしの甘夏ジュースを一杯!ちょっとほろ苦くて、おいっし~笑える

甘夏みかんゼリー甘夏みかんゼリー

ここからは、シフォンケーキに使おうか、ゼリーにしようかと迷いましたが、固めるだけだし、季節がら、ゼリーにすることに。去年も甘夏でゼリーを作ったのですが、手間をかけた分、今回のほうがずっとおいしくできました。去年は薄皮を取り除いた果肉をそのままゴロゴロとゼリーにとじこめた感じですが、今回は幸か不幸か、つぶつぶジュース状態汗。ならば寒天液を少なめにして、みかん風味が濃厚になるようにしたいと・・・。

甘夏みかんゼリー

どうでしょう!贅沢な果汁たっぷりの、ふるんふるんゼリーができましたピース。ゼリーはあくまでも果汁と果肉のつなぎみたいな役目。料理でいえば、煮こごりみたいな感じかな?。ガラスの器もいいけど、湯のみ茶碗にこんもり盛ってもおいしそうでしょ。日本の果物だし。冷たく冷やして、アイスコーヒー飲むかわりにこのゼリーを食べると、ひんやり甘くてほろ苦い味で気分スッキり!今度作るなら、甘夏を半分に切って、レモン絞りで絞って、それから手で果肉を取り出して・・・とやるのがいいかな。パワーのあるときにぜひまた作ろうと思います。

<材料>
甘夏みかん4~5個分の果肉と果汁(約500cc)
寒天1本
グラニュー糖150g

<作り方>
①鍋に300ccの水を沸騰させ、ちぎってもどしてやわらかくした寒天を入れ、混ぜながら煮溶かす。
②寒天が溶けたら砂糖を加えて煮溶かす。
③寒天のダマが気になればザルに通して漉し、寒天液を鍋ごと水道水で冷やす。寒天濃度が高いので、固まってしまわないよう見張りながら、混ぜつつ冷ます。寒天液がぬるくなったら甘夏の果肉と果汁と合わせ、よく混ぜてボウルやトレイなどに入れて冷蔵庫で固める。



同じカテゴリー(甘いもの)の記事画像
せいろでプリン
栗の形に!
またまた栗
2度目の
つめる、つまむ、おくる
44.444・・・秒/個
同じカテゴリー(甘いもの)の記事
 せいろでプリン (2012-10-22 14:34)
 栗の形に! (2012-10-13 17:41)
 またまた栗 (2012-10-12 10:22)
 2度目の (2012-09-28 18:30)
 つめる、つまむ、おくる (2012-09-10 18:20)
 44.444・・・秒/個 (2012-09-09 17:31)

Posted by せっせっせ at 12:03│Comments(3)甘いもの
この記事へのコメント
下のサラダといい、爽やかですね♪
甘夏って酸っぱい?甘い?
柑橘類の酸っぱいのはどうも苦手で、オレンジ以外は手が出せなくて…
オレンジはワックスが気になるし(泣)

目に見えて安心な食材が手に入ると、本当にウレシイよね♪
Posted by はーこ at 2009年05月12日 14:37
贅沢なゼリーですねぇ☆
果肉たっぷりプルプルでとっても美味しそう♪
ガラスの器ではなく、陶器のお茶碗て素敵ですね!
しっかり固まったゼリーではないので、特に陶器のお茶碗に合うのでしょうか(*^^*)
すごくお洒落ですよね!

みかんカップのお料理も涼しげでとても美味しそうですね〜

今日は、以前せっせっせさんのブログに載っていた、
小松菜とホタテの料理を作ってみます(*・∀・)b
Posted by ☆モモ☆ at 2009年05月12日 15:06
はーこさん、
この時期の風物詩になりそうですよ♪
甘夏はカリフォルニアオレンジのような甘さはないにしても、すっぱさもさほどないと思います。あるのはほろ苦さ。だからこのゼリーも大人向けなのかな?
本当は皮を煮てジャムでも作ってみたいのですが、実を言うと育てられた環境を知らないので踏み切れず、細かく切って布に包み、お風呂に入れて楽しむのみです。

モモさん、
小松菜とホタテの料理、試していただけてうれしいです。おいしいですよぅ~
ゼリーをガラスの平たい皿に載せたら、どうも山盛りにしにくくて、湯飲みサイズなら山盛りにしやすかったんです。おっしゃる通り、煮こごりみたいな細かさだから、和の器に合ったのかも。この器も自作なんですヨ☆。
なかなかどちらも手間がかかりますが、目で楽しめて涼もとれて、苦労も報われる気がします。
Posted by せっせっせせっせっせ at 2009年05月12日 15:30
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
甘夏みかんゼリー
    コメント(3)