› 豊田でみる、つくる、たべる日々 › 緑のカーテン2008

2008年08月20日

緑のカーテン完成

昔からの知恵、天然のよしず作りに初挑戦して約3か月。8月も半ばになってようやくカーテンと呼べる状態になってきましたface02。5月に苗を植えた、アサガオ5株、ゴーヤ3株、フウセンカズラ4株の集大成で、窓を埋め尽くすどころか、上に伸びすぎて行くところがなく、ツルが下に垂れ下がったところに、別のツルが巻きつきながら上に伸びていく・・・まさに野放図。上の方は手も届かず、花ガラすら摘み取れません。まして、ゴーヤの雌花を見つけても受粉は無理。頂上が重さに耐えられず、弓なりに反ってだんだん下に垂れてきました。セイタカアワダチソウの乾燥した茎を何本か束ねただけですから。


昔からの知恵といえど、実際にやってみようと思ったきっかけとなったのは一冊のエコ本でした。このシリーズの本は何冊かありますが、図や絵が豊富で面白いのです。


中心となっているテーマは、著者のビジネスの試みとして、地域コミュニティの力で都心でもクーラーを使わずに"快適に”暮らす、環境共生住宅を実現するという話。地域の人と協力して、個々の快適な住まい環境を得るとき、自然環境の利用や、地域住民との協力はあくまでも手段だという考えでプロジェクトが進められるのですが、私はこの本を読んで、最初は確かに手段としての協力かもしれないけれど、そこから本当のつながりも生まれるのだろうなと思ったのでしたface06

長い読後感はさておき、ここまでのカーテンになると、室内に見た目に気持ちのよい葉陰ができて、暑くなってくるとそうも言っていられませんが、葉に光が当たっている時など、まるで木の下にいるようにすがすがしいです。




上の本の著者同様、5月に植えた当時は「こんなんでカーテンができるの?」という状態でした。これなら、来年もぜひやってみたいです。壁面緑化でツタを壁全面にからませた家がありますが、どのくらい涼しいんでしょうね。
  


Posted by せっせっせ at 10:33Comments(8)緑のカーテン2008