2012年02月01日

良縁@豊田市図書館

とても冷え込んできました雪だるま。今年は記録的な寒さだそうで。お昼前から図書館へ。こんなに借りるつもりじゃなかったのに、今日は料理の本との出会いが多くて全部で10冊にもなりました。



やっぱり目に留まる、ウー・ウェンさんの本。酢豚をはじめ黒酢を使ったメニューが載った一冊と、スープの本。とてもおいしそうなので今夜は早速酢豚にトライしてみます。私、これまでに酢豚って作ったことないのです。



そして、先日のインドネシア紹介番組でお顔を初めて知ったコウケンテツさんの本も。チヂミなど本場のレシピで作ってみたいです。



キッシュが食べたいな~、いろんな具のキッシュが載った本ないかな~と、フランス料理本が並ぶあたりを探したら、まさにぴったりのがありましたわーい。アスパラとカニのキッシュだって~にゃんおいしそ。それからお菓子の本も1冊。



こちらは文芸翻訳家の方の、翻訳にまつわるエッセイ本。なにか仕事がらみの本を読みたいな、と、館内の検索機を使って「ホンヤク」をキーワードに探したら、1000件以上も出てきてしまい・・・しくしく。絞り込むこともできず、1000件を順に1から目を通していって、たしか300か400あたりでタイトルにピピッときました。キッシュの本といい、今日は本との出会いに恵まれました。



空腹で帰宅し、15時過ぎに昼ごはん。ウー・ウェンさんのスープの本から「卵と岩のりのスープ」をさっそく作ってみました。オートミールが入るレシピです。昨夜作っておいた味ごはんのおにぎりといっしょにいただきましたナイフとフォーク
  


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2011年11月29日

見分けてみたい

つれづれなるままに本選びをして見つけました。珍しいテーマではないと思いますが、中をめくるといかにも読みたくなる構成でした。料亭の料理人と農学者のお二人がそれぞれの観点から対談形式でおいしい野菜について話し合っています。



毎日の買物も、どうせなら「選ぶ」という楽しみがあったほうがうれしい。さっそく、今買ってきたばかりの野菜や、買い置きやいただきものの野菜、果物をあれこれと調べてみました。へぇ~!ほぉ~!の連続!



この本によると、かぶは、横に広く広がって大きく実っているものが〇。写真では一番左に写っているものがよさそうです。かぶの葉は、他の野菜に比べて栄養面で超有能選手だそうです。



ほうれんそう、こまつ菜、ニラ、みつばなどは、緑の薄いものを選ぶ、という驚きの内容でした。ゴーヤも日が当たって緑色になる前の白っぽいときが一番おいしいと。えぇっ?!




キャベツやレタスは必ず軸から5枚の葉が出るということ、下側から見てきれいな五角形をしているキャベツ、葉脈が左右対称に広がっているキャベツがおいしいということ。



里芋は年輪のようなスジが均等な間隔で入っていて、途中で途切れたりしていないものがよい。そういえばそんなスジがよく見ればあったわね、という私には次々と驚くことばかり。




柿はヘタが大きくて、肩が上へモリッと盛り上がっているものがよい。陶芸教室の前の柿の木から切っていただいた、枝つきの柿をチェックしてみると、うんうん、盛り上がってる、盛り上がってる!

本の終わりには、「おいしい野菜とは」「有機野菜ならばおいしいのか」「日本の自給率について」「JAについて」「中央卸売市場について」などなどの対談形式のお話になっており、とても興味深く読めそうです。
  


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2010年09月24日

初ブログパーツ

とある方のブログを通りがかったときにすてきなブログパーツを発見目。自分が読んだ本を本棚に入れて記憶できるという、私にはうってつけのパーツでブクログという。book log (本の記録)でブクログ、なるほど。ひととき、主に図書館で借りて読んだ、お気に入りの本のタイトルと著者と短い感想をエクセルに入力していたこともあったのですが、借りる頻度に入力が追いつかなくなって断念しました。でもその中途半端なデータが役立つときがきた!そのデータを頼りに、ウェブ版の私の本棚にお気に入りの本を陳列しました。



これが空っぽの本棚。中身は右側サイドバーの一番下に表示されている本棚の左下のマーク家こちらをよろしかったらクリックしてみて下さい。このブログにも「本」というカテゴリーを作っていましたが、やはり中途半端で同じ結果だったので、今後はこちらのサービスを利用して読書記録(少なくともタイトルと著者)を残していこうと思います。自分のお気に入りの本だけで埋めた本棚を眺めるのって、本好きな人なら憧れでは?これぞまさしくバーチャルリアリティー。登録方法も実に簡単で、書籍のタイトルや著者名を入力すれば即座に該当の本が表示されるので、それをポチッとやって本棚に登録するだけ。利用規約を読むと、Amazon.co.jpとの連携サービスらしく、なるほどとうなずけます。読んだのに忘れてしまっている本もありそうなので、思い出した都度、登録していこうと思います。
  


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2010年05月14日

ナチュラルガーデンは苦手だけど

"ナチュラル"というカタカナがあまり好きではありません。だから"ナチュラルガーデン"というタイトルからはあまり惹かれなかったのですが、背表紙がきれいな黄緑色だったから手にとったのかもしれません。中身を見たら、オッ!目



「小さな庭」というところもピッタリだし、めくっていて、見ごたえのある写真、読み応えのある文章がいっぱい目。題材になっている庭や植物が西洋風すぎないのもうれしいです。小さな「なるほどー」がチラ読みしただけで、いっぱい詰まっていそう。実用的でアドバイスが具体的!とても興味をそそられます。

「水谷昭美さんのナチュラルガーデン(主婦と生活社:水谷昭美著)」
  


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2010年05月14日

スパイスの本

下調べもせずテキトウに書棚を見て廻っても、蔵書数を誇るわが市の図書館では、これだという本はなかなか見つからない。「スパイス」で検索しても、ほしい本にはそんなあからさまなタイトルはついてないってこともありうる・・・。よさげ!と思えば「貸出中」がーん。あきらめかけつつも、もう一度書棚をずーっと目で1冊1冊追っていったら、あった!ずばりな本がありました!「スパイシーオードヴル(柴田書店:マバニマサコ著)」



夫の同僚であるインド人の方からいただいたいろんなスパイスが活かしたいけど、毎日カレーばかり食べたいわけではないし・・・。ハーブのように何か、ちょっとした料理にスパイスが活かしたい。それぞれのスパイスがどんな味、香りがするのかさえ分からない私に、それを教えてくれそうな本です。たとえば、ケバブとか、ティッカとか、マサラとか、意味も分からないし、何のスパイスが効いているのかさえ分からないけど、とにかくオイシーッ笑える!っていうの、ありません?そういうのの正体を知って、自分でも作ってみたいです。柴田書店の料理本は、単なるレシピだけに留まらず、写真の美しさや、料理の詳しい説明など、スペシャルな感じがいいです。2008年発行だから、食器や盛り付けなどもとても参考になります。さぁ、キッチンへ!
  


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2010年02月18日

くるみの木

久しぶりに本を読みました。書店で目にして少し読みかけたら全部読みたくなり、図書館で借りたのですが、石村由起子さんの本はどれも貸出し中ばかり。やっぱりネ~にゃん。初めて予約してまで借りました。



私が数年前に初めて石村由起子さんを知ったのは、たまたまネットで知ったこの本をひとめ惚れして購入したことがきっかけでした。今でもこの本は大好きで、何度開いてもうっとり、にんまり。陶芸で何をつくろうかな~というときもよく参考にしています。



そして、2007年の秋に奈良に行ったときに、『しあわせの受け皿』で知った、石村由起子さんの店「くるみの木」に行くことができました。




当時は冒頭の本の内容はもちろん知らなかったのですが、カフェと雑貨屋が併設された、幹線道路に面していながらも森の中にあるような「くるみの木」であわよくばランチをと思いましたが満席でした。本によれば開店前からランチ目当てのお客さんが列を作るのだそうです。石村さんが店を始める前のある日、アジサイがきれいに咲いていたらから自宅に挿し木するために少し分けてもらおう、という動機でこの場所を訪れたはずが、その日のうちにここで店を開くことを決意して大家さんにかけあって決めてしまったという。。。とてつもないインスピレーションの持ち主でいらっしゃることを本の随所から感じました。そんな事実を知ってからこの場所を訪れていたら、もっと違った味わいがあったかも。



ちょうど店を訪れた頃、我が家が完成間近で、外構のフェンスをどのような感じにするかで設計者さんと話をしていたところでした。そのタイミングで「くるみの木」のこのフェンスと木々の茂る感じを見て、これだ!と思って、この写真をベースに我が家のフェンスを作ってもらったのでした。

本を読んでいいなぁと感じたのが、石村さんがどんなに忙しくても、やるべきことは後回しにせずにやって、前に進む原動力としているところ。しかも、それを義務ではなくて、その方が気持ちがいいから、そうしないと前に進めないから、と感じていらっしゃるところ。

私はいつも、自分の「一番」になりたいと思っています。他の人や店ではなく、自分に勝って。・・・(略)・・・他の人は関係ない。勝ち負けは自分の中にあるのではないでしょうか。

とても含蓄のある一冊でした。目
  


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2009年07月28日

64歳になったら

久しぶりに含蓄のある本を1冊読みました。図書館で別の本を書庫から取り寄せてもらっているときの待ち時間に、何気なく手にとって読み始めたら、棚に戻せなくなってしまい、借りてきたという出会いだったのですが・・・



昭和10年生まれの著者。30代で作家の道に入られて沢山の著書や訳書があるのに、私はこの本に出会うまで知りませんでした。この本は、『別冊サライ』に掲載された13本のエッセイを中心にまとめあげた1冊だそうで、一つ一つのエッセイに厳しさとユーモアがあふれ出ていて、ときに眉間にシワを寄せて読んだり、ときには思わず吹き出してしまったり…。エッセイの中にも「わたしも年をとったらユーモアの連発ピストルのような人物になりたい」と書かれていましたにこにこ。中高年を応援するための随筆集ということなのですが、大人の階段を登る全ての男女に向く本ではないかと思いました。優しさやあたたかさのあふれる文章も多々あるなかで、戒めや悟りを語られた文章は特にぐっとくるものがありました。

どうせ一度きりの人生で、最後はいやでもサヨナラしなければならない。そうだとしたら、ちょとぐらいかっこうが悪いという気がしても、たまさかいただいた生命なのだから、好奇心一杯に首をぐるぐるまわして、おもしろがって生きたほうがいいと思う。あきらかに悪い、と見える客観情勢のなかにいるとしても、その悪い情勢にだってそこでしか体験できないことがある。その悪さを見とどけるのもまたよくはないか。この世は、謎だらけなのだから、謎解き遊びをして楽しんだほうがいいじゃないか。

(携帯電話の必要以上の機能について触れたエッセイで)
しかし人間はそもそも獣である。技術操作者として成熟しても、獣としての成熟がそれにともなわないと、とてもさびしい世界になるだろう。母親を慕うとか、恋人に恋い焦がれるとか、赤ん坊を抱き締めるとか、それらのものを失って悲嘆のなかで明け暮れるとか、そういう手応えが人類本来の行きる場所で、どのような時代がきてもそれは変わらないはずである。人生の味をより深く濃くするために文明の進歩があるのでなかったら、おかしなことになる。(中略)しかし、若い人たちの多感であるべき時期を、すでに文明はそうとう攪乱している。

この前、友人と話していて、「○○ちゃん(私のこと)も**ちゃんも、植物や作物のことをブログに書いているよね。それって何でだろう?」って素朴な質問をされてうまく答えられなかったのだけど、この本のあとがきに著者がぴったりの答えではないかという文章を書かれていて衝撃を受けました。そういうことだったのか!

生きて育っているあいだは、人間はまだ自然そのものである。自然のなかに溶け込んでいるものが、自然を対象として見ることはできない。
(中略)(自然に感銘を受けるのは)わたしたちが自然からやがて離れていく存在であることを意識し始めたから見えてきたものであり、感じることができるようになったものである。もうわたしたちは自然の一部ではない。自然を対象としてみることができる、大人の人間である。

  
タグ :三木卓


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2009年07月14日

理解という名の愛

図書館に返却する前に、読書感メモ。著者、山田ズーニーさんの本、『理解という名の愛がほしい』を読みました。きっかけは、ルーコすずきさんのブログの記事。文章とか表現に興味があるので、人を惹きつける文章とは?という命題に関心を持ちました。図書館で著者検索をして未貸出だった本を2冊借りてきたのですが、本のタイトルに意外性を感じました。おとなの小論文教室に「愛」?



読んでいくとナルホド。どうしたら人を惹き付ける文章が書けるかの、ハウツーやテクニック本などでは決してなく、書くとはどういうことか、書いて何を求めているのか、人が生きるとは、書くとは・・・について筆者の経験や身の回りの事件を題材に書かれている本でした。筆者はフリーランサーとなる前に、進研ゼミで小論文編集長としてご活躍されていたとのこと。私も実は高校生のとき、進研ゼミの小論文テキストにお世話になっていたのでした。
身を切るような思いで生み出された筆者の表現の一部を引用させていただくと・・・

黙ってそばにいて、わかりあえる。
にしては、私たちは、忙しすぎる。
短い時間に凝縮して伝えあえるのは言葉だ。

黙って、わかりあえる。
にしては、私たちの距離は遠く、寒い。
離れていても近く届き、何度も反芻できるのは言葉だ。

口では言わないけど、わかってくれている。
そう信じるには、
私たちの内面はちょっと複雑だ。

(中略)

だから、仕事や、日常や、さまざまな場面で、相手に対する理解を、まず、きちんと言葉にして伝えるということは、多大な可能性を持っていると私は思う。


また、この本にはおとなの愛、こどもの愛についてもこんなふうに書かれていて、とても感じ入りました。

愛をごはんだと仮定すると、こどもは自分で稼げない。
おとなから与えてもらわなければ食えない。
与えられないとき、イラつくのは、とても自然のことだ。

(中略)

「おとな」になるっていうことは、自分に必要な愛は、自分でとってきつつ、ちゃんと自分から愛を注ぐ対象を見つけ、そこに必要な愛を注いで、細々とでも、それを、循環して続けていけるっていうことだ。おとなになるって、やっぱりすごいことなんだ!


世の中は多数の愛の循環で動いているのか~と思えてくるような一節でした。さて、私はおとなになり切れているか??
  


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2009年05月15日

美しいもの

手元にあった雑誌「住む。」の対談記事がきっかけで塗師(ぬし)の赤木さんの本が読んでみたいと思っていたら、タイムリーに、とある方のブログで「美しいもの」という本を出されていることを知りました。2002~2005年に「住む。」で連載された「美しいものってなんだろう」に加筆修正された本とのこと。そして、先日足助のマンリン書店にて「本日発売」と目立たせてあった本に目をやると、なんと赤木さんの「美しいこと」という第二弾の著作でしたびっくり。「もの」と「こと」で2冊の本を出されるなんて!


「住む。」という雑誌は、家作りをしている頃、工務店の方から数冊いただいて好きになりました。たまたま、赤木さんの奥さまが書かれた本「ぬりものとゴハン」も読んだことがあり、お会いしたことのないご夫婦の想像がふくらみました。
この本をきっかけに、デザイナーのヨーガン・レールさんとフードジャーナリストの平松洋子さんの世界をもう少し知りたいなぁと思っています。ヨーガン・レールさんの会社の社員食堂について、

「株式会社ヨーガンレールの社員食堂は、日本一の社食だと僕は、勝手に思っている。(略)第一に、日当たりがよく、会社の中で一番いい場所にある。食器も家具もレールさんによって心地よくデザインされている。」「食材は、むろんオーガニック。」

なんて書かれているのを読んでしまったら、行ってみたい、食べてみたいと思います。社食だけでなく、というか、社食ですらそうなんだから、売られている製品も素敵です。まずはショップに行ってみたい!名古屋にあるのかな?ショップに足を運べる日が来ますように~しあわせ
平松洋子さんの食に関する著作もたくさんあるようなので、順に手にしてみたいです。
  
タグ :美しいもの


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2009年05月08日

風景のあとに

とある方のブログで知った本。著者は椿野恵里子さんで、20歳の頃から独学で写真を撮り始め、2000年からそれらの写真でカレンダーを作成し、販売。この本はフォトエッセイストとしても活動し始めた最初の著作なのだそうです。表紙の写真を見て早く入手したくてたまりませんでした。



読んでいくと、著者は「花と果実」、「器と骨董」の2種類のカレンダーを文章つきで作成されていて、この本の内容はそれらの写真を通して筆者が「なぜ撮るのか、なぜ書くのか」を自問自答しながら書かれているので、沢山のメッセージを受け取れた気がします。私も今年のカレンダーを初めて手作りしたことも含めて、沢山共感しながら面白く読みました。なかでも面白かったのが「色使い」について、

私は好きな色が偏っていて苦手な色が多かった。その偏った色の好みが選ぶ花や生ける時の花の色使いにそのまま出過ぎていて、普段から(お花の先生に)そこをよく注意されていたし自分でも自覚はしていて、偏った色使いを気にしていた。(略)(先生から)はじめに言われたことは「毎日、洋書を読みなさい」だった。とりあえず内容は読まなくてもいいから、見るだけでもいいからページをめくりなさい、と。

こうして、多色多彩な洋風の色彩を眺めるうちに、それらに「統一感」を見出して、撮る写真にもだんだんと鮮やかな色合いを取り入れるようになっていたそうで、

『今までよりも深く、そして細かく、花の色を見るようになった。花の色は絵の具や色鉛筆にはない色も持ち合わせている。(略)その色の深さがどんな組み合わせも作れる可能性も秘めている。大事なのはそれに気づけるかどうかで、今まで私が色を使えなかったのは、ただ単純に言えば、花の色をよく見ていなかっただけなのだと思う。』

私も鮮やかな色を避けて、花や日常のモノ選びをしがちなのですが、嫌いと決めつけるのではなく、このようなアプローチをとると、これまでよりいっそう花に目が向くのかもしれないなぁと思ったのでした。花だけでなく、陶芸や編物にもきっとうまく色を取り入れられるのでは・・・と、ちょっと試してみたい気になっています。しめくくりは著者あとがきの文章しあわせ

『季節の移ろいや時季はカレンダーの数字ではなく、空や雲や虫や鳥、花たちが教えてくれるということを教わりました。』

『風景のあとに カレンダーのくれたもの』
発行:アノニマ・スタジオ 発売:KTC中央出版
http://www.huukeinoato.jp/

  


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2009年02月21日

おすそわけおふくわけ

只今延長に次ぐ延長で図書館から借りている本、「おすそわけおふくわけ(小野藤子著)」。この装丁にも惹かれるのですが、内容は、親しい方へのおすそわけアイテムとしての料理集になっていて、調理時間5~10分の、のりのつくだ煮や野菜のふりかけから、3時間のオレンジピールまで多彩な中身。ざっと20アイテムあって、1アイテムにつき2~3種のアレンジ方法が載っているから、この薄い1冊に合計60種類もの食べ方が紹介されていますびっくり


さて、いつぞやの記事に生のりを使った料理を載せたんですが、生のりの食べ方を検索して私のブログを訪れて下さる方もいらっしゃるようで、今回はこの本の調理時間5~10分の料理として紹介されていた「梅のりつくだ煮」を参考に作ってみました。本では焼きのりをふやかして作られていましたが、私は生のりで。たたいた梅干と、牡蠣醤油、みりん、きび砂糖でトロリとするまで弱火で煮詰めただけ。


焼き海苔ではさんだおにぎりの中に、のりのつくだ煮を入れて、さらにお味噌汁にも生のりを浮かべて(器によそってから浮かべると緑色がキレイです)、ある日の朝食はのりだらけしっしっし


そしてこちらは調理時間30分として紹介されていた鶏レバー煮。下処理を含めると実際はもっとかかりました。レバー嫌いな人は多いですが、私は生も焼いたのも煮たのも大好き。こちらのレバー煮、本の写真をひと目見て、なんだか高級感キランがある!と目を奪われて挑戦したくなりました。それもそのはず、「新鮮なものを選び、血抜きや下処理をしっかりするだけで、格段上の味に」というわけで、その「しっかり」度たるや・・・(汗)。だし汁を使ったり、最後に葛粉片栗粉(そんなのうちにはない~水滴)でとろみをつけたりするのが、高級感の理由だったみたい。このレバー煮のアレンジ法として、レバーペーストと、コロッケが紹介されているんですが、コロッケにも興味津々です。

さてさて、そんなわけで、今度は親しい友人へのおすそわけには、鶏レバー・・・。どうしたの?ってびっくりされそうパンダ
  


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2008年12月17日

遠い記憶にある本

読んだ当時、自分が学生だったのか、社会人だったのかも思い出せないほど、遠い記憶の中にある1冊の本。読んだ当時、「こんな世界もあるのか」と、強烈な印象を受けたために脳に刻まれていたようです。それを今になってまた読んでみたくなり、記憶をたぐりよせて検索してみました。
『確か、時間管理について書かれた、ナントカ敦子さんが著者だった・・・。』というわけで、「時間管理 敦子」と検索してみると、アッタ!一発で出てきました笑える。1990年に発売されている本で、今では絶版になっています。これだぁ、このカバー覚えてる~。



Amazonなどでレビューを見るうちに、だんだん内容も断片的ですが思い出されてきました。初めて読んだのは明らかに10年以上前です。今の自分ならこの本から何を感じるのか、ぜひもう一度読んでみたくなり、Amazonの中古で1円にこにこで買いました。初めてこの本を手にした当時、既に著者は亡くなっていました。それでよりいっそう印象が強かったのかもしれません。最近、本は図書館で借りると決め込んでいたけれど、夫は「また後で読みたくなるから本は買って手元に置いておきたい」派。私もこの本に関しては、今度は手元に置いておくつもりです。皆さんも大事に手元に置かれている本、ありますか?ウィンク  


Posted by せっせっせ at 14:58Comments(0)

2008年12月09日

読んでみました

先日玄米をお裾分けしてくれた友人が貸してくれた本、『なぜ粗食が体にいいのか』を読んでみました。ずいぶん前に『粗食のすすめ』が同じ著者から出ていましたが、それも読んだことがなかった私。皆さんは読まれたことありますか?


今までの日々の疑問、白米と雑穀米と玄米ってそれぞれ何がどういいの?とか、ごはんとおかずの割合ってどれくらいがいいの?とか、おかずには必ず肉か魚が必要なの?とかいうことがひとまずクリアになったほか、毎日の食生活でどんなことに気をつけていこうかという指針のようなものを持つことができました。何を信条とするかは人それぞれですが、たまにはまじめに食について考えてみようという気持ちになったときにはお薦めの1冊です。
さあ、今夜は何を作ろうかなナイフとフォーク
  
タグ :粗食食生活


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2008年09月18日

今日の本

読む本でその人が分かるというから、ちょっと恥ずかしいのですが、今日の豊田市図書館で選んだ本は自分としてはかなりめっけもんピース。暑い夏はじっと本も読んでいられませんが、そろそろいい季節になってきたかな?1ページ読んでは眠たくなって・・・ということもしばしばですが、気に入れば何週も何週も延長して借り続け、読み切ることもあります。


これは雑誌「ソトコト」に連載された、「SOTOKOTO環境移動教室」という5年分のコラムを1冊にまとめた本。ソトコトは買ったことないけど、海、山、農業など、さまざまな領域で子供達が体感的に自然を学ぶという構成。


「気持ちよくをさがして」廣瀬裕子。著者は初めて聞くお名前。アノニマスタジオの本です。書き出し部分の一節に、はやくも共感電球
『ものや人や仕事は、一見、別のもの、別のことに見えるかもしれません。だけど、本当は、全部つながっていて、すべてが、おなじところにあります。そして、それが、暮らしです。』


お次は「自宅ではじめるちいさな料理教室」。新しい本だと思ったら2008年2月に出版されていたホヤホヤ本でした。10人の教室主催者が教室開催までのなれそめや、苦労などを語った内容です。ハウツー本ではなく、こういうリアルな本が断然好き。


「暮らしのおへそ」私のカントリー別冊。Vol. 1に続くVol. 2だそうで、人気だったのですね。書き出し部分はこう。
『その人だけがもつ習慣。それをこの本では、「暮らしのおへそ」と呼びたいと思います。おへそに力を入れると背すじがしゃんと伸び 姿勢がよくなって、体の重心が決まります。』


その名の通り、長尾智子さんの料理本はとても役立ちます。もう1冊別のも借りて、役立ちそうだから後日買ったこともあります。「そんな材料手に入らんわ~がーん」ということが少なく、普段の食材でおいしいメニューを紹介してくれています。私の好きなもう一人の料理家、根元きこさんに並んでファンになりそうです。

私が借りる本の共通原則は、美しい写真が大きく、沢山入っていることにっこり。活字を読みながら、半分はアート鑑賞をしている気分になれるから。
皆さんは今どんな本を手元に持っていますか?
  


Posted by せっせっせ at 17:53Comments(2)