おにぎり皿

陶芸教室で「今日は何を作ろう？」というとき、ふと目に留まったほかの人の作品から思いついて作ることがあります。これもそうで、海苔のついたおにぎりみたいな三角のお皿、1辺は15cm弱。



全部おにぎりもつまらないかなと思い、同じ形でほかのものも。





本当は、ぜんまいとわらびで色を分けたつもりだったのですが、焼きあがったらどちらもぜんまい色になってしまっていました。ｻﾞﾝﾈﾝ



これが釉薬をつけたときの色です↑。釉薬の色と焼き上がりの色が全く違うから、なかなか覚えられないんですよー最近やっとメモするようになりました。



これは夫作のコーヒーカップ。悔しいけど、とても私好み。
「うまいじゃーん」
「フッフッフ、人間国宝の作品だからな」
皮肉なことに、私はおにぎりをこのコーヒーカップのような色にしたくて、夫はコーヒーカップを私のおにぎりの色にしたかったのです。「焼きおにぎりみたいな色がよかったのにぃ～」とがっかりしていると、先生が「思った通りじゃないとがっかりするだけで、そのうちこの色でよかったと思うようになるって」と言葉をかけてくださったのですが、確かにそうかもしれません。

いつもごっついのを作る夫が、できるだけ薄くて軽くしたという・・・。内側が白っぽく焼きあがってコーヒーの色がよく映えます。悔しいけど好きだから、「ね～、もう1つ作ってよ」とお願いしました。同じものはできないと知った上で。