フグを知る II

知多半島のホテル小野浦でふぐとお風呂を満喫した後に、諸崎までドライブして海の幸を物色しました。観光地価格には尻込みしてしまうので、一軒だけ地元のスーパーに入ってみましたが出会いはなく、次に見つけたのはJAの干物売り場。豊田のJAでいつもおいしい思いをしているから、きっとJAなら良心的においしい魚を置いているのではと寄ってみたら、アタリ。



午後3時近辺ともなれば、もう売れてしまった後のようだけど、まるで私たちのために少しずつ残してもらっていたかのよう・・・。魚を見る目が厳しい夫の触手がのびました。



これは私でも分かります、カマス↑。



このカワハギみたいなのは？「スイマセ～ン、これ↑なんですか？」・・・ってしてはいけない質問をしてしまいました。一人で干物の加工をしていたお店のお母さんに「フグだよ」って。ガ～ン、私、ふぐのコース料理食べる資格なし？



手すきぎみの時間帯でもあったのか、このお母さんがとても優しくして下さって、「若い人にはな・・・」とかなんとかおっしゃりながら、形のくずれてしまったカマスやら、フグやらの干物をおまけでつけてくれました。



持ち帰った海の幸、勢ぞろい。上から500、500、1000円。写真にはないタコの干物と合わせて、しめて2600円でした。右のほう↑に写っている、パックに入っていないカマスと、めじろと呼ばれるあなごの骨はおまけでつけてくれたのです。こういうの、旅の醍醐味だわ～。



さつまいもから時計回りに、めじろの骨、ぶなしめじ、ふぐの天ぷらにしてみました。かぼちゃの葉を形どった自作の大判皿が活躍！。豪華なふぐコースの料理もおいしかったですが、シンプルに焼いたり天ぷらにしたふぐもかなりおいしかったです。これで、ふぐの食感と味はすっかり舌が記憶してしまったので危険です・・・。豊田のスーパーでもふぐって手に入るのかな？