2012年06月01日

手作り寒冷紗

去年、ローズマリーで染めた。ふとんシーツ2枚分の長さがあり、真夏にはソファにかぶせたり、お客さん用のふとんシーツにしたりしてきました。それを、即席仕立てで、寒冷紗(かんれいしゃ)にしてみました。



屋外裁縫タイムスタート。材料は、布、ミシン糸、針、園芸用支柱。布は二枚重ねに。



園芸用支柱が通せるように、長手方向の両端を手縫いでちくちく↑。やり直しの可能性もあるので、超テキトウに。



そして、片側をパーゴラの部材にのせて、まずはのれん完成。



そして、もう片側も部材にひっかけたら、できあがり。布の幅と、パーゴラの部材間の距離、そして園芸用支柱の長さがちょうどよくて、面白いようにぴったりはまりました。ネジもヒモもなんにも使っていません。雨の日は、スツール↑を持ってきて、取り込めるように・・・。



日陰ができた~やったー これで植物を守れる&床温度が下がる!



今回の試みは、ふとんシーツ1枚分の面積でしかないので、遮れる時間と部分はほんのわずか。義母にいただいた同じ布がまだワンサとあるので、余っている園芸用支柱も使って、もっと作ってみようと思います。


今回のヒントになったのが、恵那のカフェ『ほやら』にかかっていた一枚の大きな布でした(↑写真)。客席からレジが見えないようにかけてあったようですが、感じがいいな、家でも真似できないかな・・・と思ったところで、ひらめいた。ほやらカフェのおかげです。ありがとう!



守りたい、キミ(赤/青シソ)たちを・・・食べたいからええと(汗)
  


Posted by せっせっせ at 15:50Comments(0)ぬいもの

2012年01月30日

共同作品

母からラディッシュのイラストを描いてと頼まれて、指定の大きさ内に書いてFAXすると・・・



数日後に「完成!」と、なべつかみの写真が送られてきた!わーい



パッチワークのハギレで小物を作っているのだそうです。共同作品というには、イラスト書きはものの5分でしたがええと(汗)
  


Posted by せっせっせ at 13:32Comments(4)ぬいもの

2011年08月03日

かごバッグのリメイク

このときから3か月余り。布やファスナーなど準備してからが長い!気が乗ったらやろうと思っていたんですが、なにせ縫い物は「私にできるかな」という不安がいつもつきまとうので、だんだん後回しに。でも、そんな間にも今年の夏が過ぎていく!!今日は一大決心のもと、マルシェかごの内布リメイクに乗り出しました。

さて、これがリメイク前の姿。バッグの両サイドはなぜか破れてしまっています。しかし持ち手や底などはまだまだしっかりしているので、内布を替えて、もっと愛着のあるバッグに作り替えようと思ったのがきっかけ。




どなたかの参考になるかもしれないので、順を追って経過を記録しました。

1. バッグから内布を外す。見えないところは案外とお粗末にできているんだとびっくり目。これなら私にもできると勇気が湧いてくる。雑誌『天然生活』に載っていた作り方でいこうと思っていたけれど、これを見て、底があるタイプを真似して作ってみよう、と予定変更。



2. 一応測りはしたが、ややアバウトに裁断。底の部分は、紙を当てて、パパッと形をとっただけで型紙とする。



3. こんなふうにして周囲と底の部分の生地をとる。縫い代に1cmとる。



4. ポケット用の生地も用意。四方に5mmの縫い代をとり、アイロンで折り返しておく。ポケットはもとは1つだったけど、2つつけることに。ミシンすらめったに使わないのに、ファスナーつけなんて、学生の家庭科も含めて人生で3度目くらいです(2度目は枕カバー)。よーくよーく、外したオンボロ内布を見て、ポケットがどう作られているかを観察。この手本がなかったら、自分でファスナーつきポケットなんて絶対つけられなかった汗



5. 中表にして台形生地2枚を縫い合わせ、次いで底を縫いつけて、バケツ型にする。寸法をテキトウに取りすぎて、ぴったり合わなかったところは無理やりタックを入れる(←これは後から少々痛い目に遭う:ステップ9の"シワ寄せ"参照)。



6. 外表にしたところ。無理やりタックを入れたところ(右側↓)が当然のことながら見苦しい状態に。そこは自分としては見逃せるポイントなので続行逃げろー



<見苦しい箇所のアップ あぁ見苦しい



7. ポケットをつける。ここは、今回のリメイクの最大の難所でもあり、最もスリリングというか、未知なることへの挑戦でワクワク。縫い方を誤解していて、つけてから、「あっ、違った、こっちを先に縫わなきゃいけなかった汗やり直し!」なんてことをしながらも、なんとか2箇所、自分が予想したよりは美しくポケットがつけられて大満足。




8. 再び中表にして、バッグの中に入れる。おお!それらしく見えるキラン



9. バッグと、内布を、要所要所で手で縫いつける。この要所要所というのがミソで、オンボロ内布を外すとき、何気なくハサミでちょんちょん糸を切っていたけれど、どこをどんなふうに縫い付けてあったか、よーく見ておくべきでした。あと、縫い付ける順は、底の方から口の方へとするべきであったのに、私は逆で、口の方から底の方へ順に縫い付けていったので、もともと裁断が甘かったのもあって、底に余った布がたまってシワシワになった。これぞまさに"シワ寄せ"だわ~と、言葉の語源?に深く納得。底の方から縫い付けていけば、余った布はクルクル巻いて、口の方で綴じ付けてしまうことができたのに・・・。

<底のシワ寄せの状況 あぁ見苦しい



<要所要所の例> 多分、作業しているうちに、内布とバッグがフィットしていないと都合が悪いと思う箇所が自然と判明してくるから、そこを縫い付ければよいんじゃないかと・・・。たとえばポケットファスナーの両サイド。ここが内布とバッグで縫い付けられていないと、ファスナーの開閉はスムースにいかない(内布がファスナー開閉動作で引っ張られて動いてしまうから)。



口の部分で内布をバッグの外側に縫い付けたところ。白い糸が見えちゃってますが、もともとも確か見えていたと思う・・・。もっときれいにつけられる方はぜひそうしてください!



10. 完成!ひらめいて、もとにはなかった工夫をしました。そう、レンコンです!レンコンネックレスの革ひもごと使える!と、ひらめいたのでした。疲れ果ててきた最後の段階でこんなアイデアが浮かぶとは~。バッグを肩からさげながらでも、片手でさっとこの革ひもを外したりひっかけたりできそうです。




久しぶりにがんばって働いてくれたミシン、ありがとう!頼もしかった~!スピードは一番「おそい」に設定してやりました。でも全然遅くなかったええと(汗)



下糸のボビンへの巻き方を忘れてしまい、マニュアル首っぴきでがんばったけれど、こんなことにもなりました。ミシンもがんばったけれど、私も相当がんばった!



ものをつくるって・・・大変なんだなーー。あらためてそう思いました。アイロン台カバーのときも思ったのですが、一から作ろうとすると大変でも、リメイクはオリジナルをよく見て研究すれば、おのずとそれが見本になって同じものが作れるという点で、スリリングな素人向きだなぁと思います。
  


Posted by せっせっせ at 22:45Comments(0)ぬいもの

2011年06月24日

うーさん作のエプロン

夫の実家でいただいてきた布を使って、うーさんが私にエプロンを縫ってくれました。夫の親戚は以前、繊維関係の工場を営んでいました。その関係で義母が自宅にたくさんの布をストックされていて、「何か作らない?」と一部を譲ってくれました。ミシンは買ったもののなかなか縫い物に手を出せないでいますが、まだノリがついた状態の布はパリパリシャリシャリして、夏のシーツにしたらさぞ気持ちがよさそう、と思っていました。譲り受けた布をうーさんに見せて話をしていたら、「これ、エプロンできそう!」と。ノリで「作ってぇどきどき」と言ってみたら、「いいよ」と即、快諾してくれました。ワーイ!私が持ってないタイプのエプロンで、ほしいと思っていたのですごく楽しみでした。



ジャジャーン!ロング前かけ風(+イヌ)。腰まわりの部分、たて糸とよこ糸の織りが不十分にも見えた箇所ですが、そこがかえっていい模様を添えてくれるねと、うーさんと言い合って、それを裾にもってくるか、腰にもってくるかと相談して、腰にもってくることに決めたのです。ミシンで上からダーっと縫ってもらって、ほつれなどの心配がないようにしてくれました。



後ろ姿。折りシワがつきやすいことからも、この布は多分麻混じり。シャリッとしていて気持ちいいんです。



前じゃなくて両サイドに横長のポケットが。意外なデザインにワクワクしました。赤い腰ひもがすごく効いてるわ~~。今後とても重宝しそうです。うーさん、どうもありがとう!やったー
  


Posted by せっせっせ at 18:28Comments(5)ぬいもの

2010年10月06日

ちょっとした細工

編物教室での初作品である、夏糸で編んだバッグ。せっかく苦労して編んだのに、どうも持って歩く気がしなかった。理由は、形くずれ。ヨレ~ンとしたこの姿が嫌でした下矢印



作ってから夏が3回過ぎた今になってようやく、なんとかならないかと、手芸店で材料を買ってちょっとした細工をしました。これなら、使おうかな、という気になります。ちょっとしたことで変わってくるのですね。



何をしたかというと、横のマチをしっかりと内側に折って強くアイロンで抑え、全体にもアイロンをかけました。そして、マチの一番上の部分にスナップボタンを縫い付けて、ダラ~ンと開かないように合せつけました。材料費は約35円。



手編みのバッグは、往々にして実用的ではない気がしているのですが、それでも雰囲気が好きでやっぱりほしい。冬のバッグも一つ編んでみたいです。
  


Posted by せっせっせ at 16:21Comments(0)ぬいもの

2009年10月30日

余りボタンで

何年前にどこで買ったかも忘れてしまったけど、あきらめてもう捨てようと思っては、やっぱり・・・と手元に置いてきたこの服。タグを見てみたらアクリル45%、毛30%で、肌触りも気持ちよくてホカホカあたたかい。この時期にぴったりの服です。色柄やあたたかさは気に入っていたのですが、洗濯して多少縮んだのと、私の広い肩幅のせいで、首もとが開き過ぎてしまい、だらしない印象と寒さに着こなせませんでした。



でも、編物の先生に聞けば何かいい方法を考えて下さるかも?、と思いつき、お尋ねしてみたらやはりその通り。「これに合うボタン一つ探していらっしゃい。簡単にできるから」と言っていただき、家にあったボタンを持って行ったらこんなふうにつけて下さいました。



本来なら、自分でこのくらいできなくちゃ・・・ですよねぇ汗。ぬいものがことごとくできない私ですが、これから編物を習いながら少しずつでもこういう技法を身につけていけたらと思います。
  


Posted by せっせっせ at 11:41Comments(4)ぬいもの

2009年10月20日

こっそり

今朝、母が新作だといって携帯に送ってきてくれた作品をこっそり掲載しっしっし。ソファカバーになる大きさだそうです。背景の白いところにも、縫い模様があるのが見えますか?全部チクチク手縫いです。



広報とよたを見ていたら、来月は豊田市美術館でパッチワークの展示会があるそうなので、母に美術館を案内しがてら一緒に行きたいと思います。
  


Posted by せっせっせ at 13:01Comments(2)ぬいもの

2009年08月05日

古着のカタマリ

着古した服を使ってこんなものを作っちゃいました。



これは夫の厚手のTシャツでした。中にはこれまた着古した服やらぼろぼろのタオルやらをきっちり丸めてつめこみました。首元と両袖のところだけ、ミシンでガーっと縫って、もう、本当にテキトウ。測ってもいなければ、しつけもしない。ロゴの位置もあるがまま。こういう豪快な手づくりもたまにはよいですね。製作時間は2時間半くらい笑顔汗



裏側にひっぱって、マチ針でとめ、最後はなおひっぱりながら、手で縫いつけただけ。固くて重さが結構ありますが、私はやわらかいクッションだとすぐにお尻が痛くなってくるので、これくらい固いと長時間座っていられそう。床に転がしておいても悪くはない感じかな。
  


Posted by せっせっせ at 19:29Comments(4)ぬいもの

2009年07月31日

カフェテーブル

先日の手製アイロン台カバーで大変身したアイロン台が、カフェテーブルになりました。汚してもすぐに取り外して洗濯できるから安心~



  


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2009年07月23日

ふとんシーツで枕カバー

昨日のアイロン台カバー作りで久しぶりにミシンを出すと、そばに作りかけの枕カバーが現れました。去年の夏、クーラーなしの寝室で夏をしのいだとき、少しでも首元をサラッとさせたくて、以前使っていた麻混じりの綿シーツを利用して作りかけていたものでした。「忘れるだろうから、そうはさせないよへーん」という、自分の行動を読んでミシンのそばに置いたんだったような気がします。



まっすぐ縫うだけなのに、何か役に立つものが作れるというのが好きです。それでも、アイロンを使って折り目をつけたり、しつけ糸で仮縫いしたりするくらいのことはしました。袋状に作っておけば、枕を入れて内側に折り返すと、ホテルっぽくきっちり枕を収められるということを、無印良品の売り場で店員さんに示してもらい知りました。



こんな感じでぴったりと。麻100%が一番でしょうけど、あくまでも家にあるものをリメイクなので、忍、忍です。マットレスにかぶせるボックスシーツも綿100%なので、この時期、やはり体の熱がこもって暑いです。分かっているけど、麻のシーツは夢のまた夢・・・。クーラーに頼らない日は、扇風機とアイスノンにも助けてもらいます。今年も気づけば外でセミが鳴き始めていますね。子どもの頃の、「夏休みだ、夏だぁ~」という、あの胸騒ぎが懐かしいなーしあわせ

  


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2009年07月23日

アイロン台カバー

ここ数年気になっていたボロボロのアイロン台カバーを、手持ちの布を使って作ってみました。経験が殆どない縫いものですが、なかなか使う機会のないミシンを使えるのがうれしくて、最後に使えるものができたときは飛び上がりそうでした。


お恥ずかしい状態をお見せしますが、もう何年もこんな状態で・・・。アイロンがけの頻度はそんなにないので、ついつい放置。一大奮起して、ホームセンターに見に行ってみたけれど、古い我が家のアイロン台サイズに合うカバーなど売っているはずもなく、頼るは裁縫が得意な方々に出会えるインターネット。調べてみると、おぉ、やはり作られている方が沢山いらっしゃる!多数の情報をまとめさせていただくと、

<動機>
・何年も放置して相当ひどくなって作り替えを決意
・裁縫が得意でアイロンの使用率がとても高く、頻繁に作り変え
・ノリ剤や香り入りのスプレーなどで布に焼けジミができて、汚いのが気になり・・・
・NHKでやっていて・・・
<作り方>
・古いカバーを型紙にして、布を裁断し、裏側で処理する。その処理方法はさまざまあり、
  ①バイアステープを使う
  ②ひもを使う
  ③画鋲でとめる
  ④タッカー(工作用ホチキス)を使って打ち付ける

そして、作り替えられた後、皆さん一様に書かれていたのが、これなら苦手なアイロン掛けが少し楽しくなるかな、とか、これならしまわず部屋に出したままにしておける、という気持ち。そうですよね、毎日の暮らしってそういうちょっとした気持ちよさに支えられますもんね!私は、家にある材料で、自分の力量でできて、そして次回の取替えや洗濯ができるように、<作り方>の②を選び、ひもの替わりにゴムを使ってみました。順番に奮闘ぶりをご紹介していきます。



まずは我が家のアイロン台。脚がついたタイプで、裏に折り返した布地の上に紙(写真では白い△模様のグレーの紙)をのり付けし、その上に脚がネジでとめてあります。ある方は、ネジを外し、紙を貼り直し・・・という方法をとられているようでしたが、そこまでの手間はかけたくありませんでした。



ボロボロの布地を剥がすと、中にクッション材が入っていて、土台が合板でした。合板であれば、<作り方>③の画鋲という手も可能なんですね。このクッション剤も、スチームアイロンをかけるせいで、うっすらカビが・・・。これもホームセンターと手芸店に探しに行ってみたのですが、ポリエステルのキルト用のわたが一番適しているように見えましたが、判断がつかず、とりあえず今回は上下を返して使い続けることに。



古い布地を型紙替わりに、新しい布を裁断。他の方の情報を参考に、7cm大きめに。


周囲をぐるっと、ゴムが通せるようにミシンで袋縫いにしました。丸みのあるところは、適当にタックを寄せながら強引にミシン掛け!


ついにゴムを通すのですが、糸通しすら持っていない私は、ここで奮闘しました。

・かぎ針にゴムを縛るだけ(左↑)で2度NG
・かぎ針に沿わせ、セロテープでグルグル巻き(中央↑)にしても2度NG
・割箸にゴムをホチキスで打ち込んだら(右↑)ようやく成功!

いくらなんでも糸通しくらい持っていたいものです・・・がーん



できあがり!笑える 私にもできた! 縫いものができた~音符 割箸とホチキスでゴムが通った~音符


作業時間はホームセンターと手芸店めぐりも合わせて半日。忘れそうになるミシンの使い方を思い出すためにも、とてもよい機会でした。さぁ、アイロン掛けよ、どんと来い!・・・という気持ちになるものですね、やっぱりしっしっし
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Posted by せっせっせ at 10:31Comments(0)ぬいもの