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2010年02月18日

くるみの木

久しぶりに本を読みました。書店で目にして少し読みかけたら全部読みたくなり、図書館で借りたのですが、石村由起子さんの本はどれも貸出し中ばかり。やっぱりネ~にゃん。初めて予約してまで借りました。

くるみの木

私が数年前に初めて石村由起子さんを知ったのは、たまたまネットで知ったこの本をひとめ惚れして購入したことがきっかけでした。今でもこの本は大好きで、何度開いてもうっとり、にんまり。陶芸で何をつくろうかな~というときもよく参考にしています。

くるみの木

そして、2007年の秋に奈良に行ったときに、『しあわせの受け皿』で知った、石村由起子さんの店「くるみの木」に行くことができました。

くるみの木
くるみの木

当時は冒頭の本の内容はもちろん知らなかったのですが、カフェと雑貨屋が併設された、幹線道路に面していながらも森の中にあるような「くるみの木」であわよくばランチをと思いましたが満席でした。本によれば開店前からランチ目当てのお客さんが列を作るのだそうです。石村さんが店を始める前のある日、アジサイがきれいに咲いていたらから自宅に挿し木するために少し分けてもらおう、という動機でこの場所を訪れたはずが、その日のうちにここで店を開くことを決意して大家さんにかけあって決めてしまったという。。。とてつもないインスピレーションの持ち主でいらっしゃることを本の随所から感じました。そんな事実を知ってからこの場所を訪れていたら、もっと違った味わいがあったかも。

くるみの木

ちょうど店を訪れた頃、我が家が完成間近で、外構のフェンスをどのような感じにするかで設計者さんと話をしていたところでした。そのタイミングで「くるみの木」のこのフェンスと木々の茂る感じを見て、これだ!と思って、この写真をベースに我が家のフェンスを作ってもらったのでした。

本を読んでいいなぁと感じたのが、石村さんがどんなに忙しくても、やるべきことは後回しにせずにやって、前に進む原動力としているところ。しかも、それを義務ではなくて、その方が気持ちがいいから、そうしないと前に進めないから、と感じていらっしゃるところ。

私はいつも、自分の「一番」になりたいと思っています。他の人や店ではなく、自分に勝って。・・・(略)・・・他の人は関係ない。勝ち負けは自分の中にあるのではないでしょうか。

とても含蓄のある一冊でした。目


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Posted by せっせっせ at 14:28│Comments(0)
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