鎌倉～食べ物編～

去年、東京に住む姉を母と訪ねた帰り道、ぷらっと2人で鎌倉に寄って帰ってきたのですが、サクラの時期の週末とあって大混雑。もう少しひっそりした鎌倉を味わってみたいという母のリクエストに姉妹が相乗りしました。私は日帰り旅も含めて鎌倉は4度目でしたが、まだまだ見たい、歩きたい街。撮った写真は3日で209枚。旅紀行はまずは書きやすい食べ物編から。



食べ物の話を書く前に、まず利用した宿のことを。街歩きをするのに申し分ない場所にあった、「ダイヤモンド鎌倉別邸ソサエティ」は、江ノ電の由比ヶ浜駅からすぐの場所にあり、鎌倉文学館や長谷寺も徒歩圏内。「じゃらん」サイト経由で「素泊まりプラン」を利用しました。館内のレストランでこんな眺め↑を見ながら朝食をいただきました。



母が楽しみにしていたのは、この地域限定の産物、生シラスでしたが、いただく予定の初日にはシケで漁がなく、シラスのかき揚げとしらす干しだけで断念。うす～く揚げたシラスのかき揚げにレモンをかけて、江ノ島ビールを一杯。歩き疲れた体がほぐれて笑顔に。
お店は江ノ電腰越駅からすぐの「池田丸」。気さくに入れる雰囲気で、同じ魚でも「煮る、焼く、揚げる」を好きに選んで注文できる定食メニューも多数ありました。



2日目から姉と合流し、長谷寺を堪能した後に、姉が見つけて予約しておいてくれたイタリアンレストラン「エッセルンガ」へ。由比ガ浜通りを普通に歩いていたのでは見逃してしまう、非常に細い脇道を入っていくと、民家に紛れるようにたたずむお店の門構えが見えてきます。古民家を利用していて、座席数も限られているので予約は必須な感じ。敷地内に畑も作られ、お店の食材にも使われるのか、フェンネルが元気に育っていました。



上の上の写真はカリフラワーとイカのフリッター、こちら↑はじゃがいもとタコのオリーブオイルソテーで、ともにランチメニューの前菜。パンと前菜とグラスワインでも大満足のところへ、4種類の中から選べるパスタが続きます。



詳細は忘れましたが、ガーリックの効いたトマトソースがかかっているペンネ。素材の味がぎっしり。これらが鎌倉野菜なのでしょうか。



こちらは斬新な太いパスタに、ういきょう（フェンネル）と松の実、ほぐしたイワシの身がからめてありました。どれもおしゃれな湘南エリアらしいイタリアン？。隠れ家的な場所と合わせて、とっておき感満点です。



最後はJR北鎌倉駅から鎌倉駅方面に寺巡りをしたときに、これも見逃しそうな、長い長い通路の奥にあったお店「cafe de 沙羅」。ビーフカレーとコーヒーをいただきました。去年の春に母と来た時は、この通路にミモザが満開で、「いいわねぇ」と話していたのです。ここも隠れ家と呼ぶのがぴったり。通りの喧騒が全く耳に入ってきません。

ダイヤモンド鎌倉別邸ソサエティ：鎌倉市由比ガ浜3-12-25
池田丸：鎌倉市腰越2-12-10
エッセルンガ：鎌倉市長谷1-14-26
Cafe de 沙羅：不明（建長寺から八幡宮方面へ21号線沿いを歩いてカーブ手前左手）