2009年04月16日

かもめ食堂

映画館とも、DVDとも、めっきりご無沙汰していたのですが、とある方のブログを拝見したことがきっかけで一気に映画DVDを3つも借りました。今頃?と笑わないで下さいにこにこ
- 「プロヴァンスの贈りもの」
- 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
- 「かもめ食堂」
どれも選んだ理由は、それぞれフランス、アメリカ、フィンランドを舞台にした映画で、ストーリーを介して各国の雰囲気を堪能したいと思ったからにっこり。この3つの中で特に私の肌に合ったのは、かもめ食堂でした。鳥好きの私はかもめも大好きで、見れば追っかけて写真を撮ってます↓。

かもめ食堂

フィンランドで単身、かもめ食堂を営む日本人女性のもとへ、さまざまな事情を抱えた人々が、訪れたり、離れたりする中で、とても自然に、ときにミステリアスに、人生についてほんわかと考えさせてくれる映画でした。激しいBGMもなく、終始穏やかに観ていられて、色調のバランスがうまくとれた北欧のインテリアが堪能できる・・・目がハート。料理好きの私には、ピカピカに光り輝かんばかりのキッチンで、ゆっくり丁寧に料理をするシーンは、「これはありえない」とちょっと思ったりするのですが(まるでキッチンのショールームなんですものしっしっし)。これを機に、前から欲しいと思っていた床置きの丸いランプがすごく欲しくなっちゃいました。グローブランプというそうなんですが。

かもめ食堂

かもめ食堂では、フィンランドであっても、おにぎりをメインメニューに据えて、鮭の焼いたのや、鶏の唐揚げや、豚カツなどの、定番の日本の食事を出すのです。初めはお客の入りはさっぱりでも、最後には満席になって、フィンランド人が箸で唐揚げを食べたり、おにぎりを手で食べたりしています。「ここはレストランじゃなくて、あくまでも食堂」ということで、これを見た晩は、思わず夕食におにぎりを作りました。一方、途中でメニューに取り入れられる、シナモンロールも久しぶりに作りたいな~しあわせ。北欧のデザインは、シックな中にも色の効かせ方が絶妙だわ・・・と自分の家の中を見回しては、真似できる場所がないか考えてみたり。とてもよい映画でした。



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Posted by せっせっせ at 18:23│Comments(3)異国のはなし
この記事へのコメント
「かもめ食堂」を観た後、しばらくはスタバに行く度に
「シナモンロール」を食べていました(^^)
劇中に出てくる料理はどれもおいしそうで、見てると
お腹が空きます(^^)

またどのカットもポストカードで飾っておきたいほど
素晴らしいですよね♪
もたいさんの着てるマリメッコ風のワンピースも可愛くて・・
本当に憧れるモノばかりの詰まった映画です
Posted by ハイジ at 2009年04月16日 19:25
豚の生姜焼きっぽいのも出ましたよね。
素朴な画像が多かったように記憶しています。
Posted by フィッシャーマントトフィッシャーマントト at 2009年04月16日 20:16
皆さまはいつ頃この映画をご覧になったでしょうか?
思い出していただきながらのコメントありがとうございます。

ハイジさん、
スタバのシナモンロールはすごく大きいですが・・・ぺろりですか?(笑)。映画は、素朴な内容でありながら、北欧らしさをたっぷりと表現してあって、余韻がいつまでも残りますね。マリメッコ風ワンピースとは、初めて服を買って「派手すぎたかしら?」という、あの服ですね?

トトさん、
そうそう、豚の生姜焼きって書こうかどうか迷いました。多分そうですよね。スプーンでタレをすくってかけていました。素朴なのになぜか退屈せず、その空気に溶け込むように観ました。
Posted by せっせっせせっせっせ at 2009年04月16日 21:52
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