2011年12月14日
イワシューの急須
今回の東北旅行が決まる前に、TVの「日本総本家:世界のメイドインジャパンを探せ」とかいう番組を楽しく、誇らしく観ていました。よく印象に残ったのがカラフルにコーティングされた南部鉄器の急須。フランスで「イワシュー」と呼ばれて親しまれているとのこと。イワシューはIWACHUのフランス語読みで、岩手県盛岡にある岩鋳という南部鉄器メーカーなのでした。海外へ販路を求めても黒々した南部鉄器は殆ど人気がなかったけど、唯一フランスで「色をつけてみて」と興味を示されたそうです。南部鉄器は昔から茶か黒に決まっておる!という常識を破って試してみたら、アート好きなフランス人に受け入れられて大人気になった!日本の伝統は伝統として、職人さんたちのその試みにいたく感動したのでした。赤、からし、深緑、茶、紫などなど、棚にずらりと並んだカラフルな急須がとても印象的でした。
そのイワシューを、盛岡市の「盛岡手作り村」という、各種工芸品を販売する施設で見つけ、手の平サイズの水差しを購入しました。急須もありましたが、錆びないように内側がホーローでコーティングされていて、値段がなぜか手頃。でも、裏を返せば鉄分も摂取できないし、カルキの除去も望めない?ということで、値は張るけれども真っ黒の急須を選びました。先日カレーを作ったスキヤキ鍋はイワシュー製です。宮古を出るとき、「盛岡へ向かうけど、どこか立ち寄る?」「盛岡といえば南部鉄器だよ」と、夫が口にしなかったら、このイワシューとも、真っ黒な鉄瓶とも出会いがなかったかもしれません。こけしとイワシューを並べて飾りながら東北に思いをはせます。
今朝の新聞に、陸前高田の一本松は蘇生が絶望的になったとの記事が掲載されていました。
そのイワシューを、盛岡市の「盛岡手作り村」という、各種工芸品を販売する施設で見つけ、手の平サイズの水差しを購入しました。急須もありましたが、錆びないように内側がホーローでコーティングされていて、値段がなぜか手頃。でも、裏を返せば鉄分も摂取できないし、カルキの除去も望めない?ということで、値は張るけれども真っ黒の急須を選びました。先日カレーを作ったスキヤキ鍋はイワシュー製です。宮古を出るとき、「盛岡へ向かうけど、どこか立ち寄る?」「盛岡といえば南部鉄器だよ」と、夫が口にしなかったら、このイワシューとも、真っ黒な鉄瓶とも出会いがなかったかもしれません。こけしとイワシューを並べて飾りながら東北に思いをはせます。
今朝の新聞に、陸前高田の一本松は蘇生が絶望的になったとの記事が掲載されていました。
Posted by せっせっせ at 10:02│Comments(2)
│雑貨&家具
この記事へのコメント
おかえりなさい。私も和風総本家で見ました。この急須。従弟がパリにいるから送ってもらおうかと思ったくらいです。黒しかなじみがない日本人(わたしだけか?)には想像もつかない色合いでしたね。でもかわいいわ★
Posted by ぱんだ at 2011年12月14日 20:07
ぱんださん、ただいま。
見ましたか?楽しい番組でしたね。
そうそう、私も黒しか知りませんでした。
しかしコーティングの茶色とは別に、茶色もあるんです。
売り場で見ましたが、かすれたような茶色がいっそう渋かったです。
カラー急須はパリのみならず日本の雑貨屋にも置いていないんで
しょうかね。人気ありそうですよね。
見ましたか?楽しい番組でしたね。
そうそう、私も黒しか知りませんでした。
しかしコーティングの茶色とは別に、茶色もあるんです。
売り場で見ましたが、かすれたような茶色がいっそう渋かったです。
カラー急須はパリのみならず日本の雑貨屋にも置いていないんで
しょうかね。人気ありそうですよね。
Posted by せっせっせ at 2011年12月15日 09:07