2011年03月20日

常滑へ

週末両日のそれぞれの予定が、大震災の関係で2つともキャンセルになり、夫とどこか近場にドライブでもと、数年前に行ったきりの常滑へ出かけました。午後になって出かけたのでちょっと時間が足りなかったですが、「それくらいがいいんだよ」と夫。そうかもね。

常滑へ

素敵な手作り雑貨店をのぞいているうちに、夫が「コーヒーが飲みたい」と。折りしも焚き火でコーヒー豆を焙煎して、パーコレータを使ってコーヒーを煎れる焙煎講座が屋外でやっていました。

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キャンプなどで、パーコレータを使って煎れるアメリカンコーヒーとのことで、結構豪快に火にかざし、あっという間に豆が燻されました。コーヒーは確かにアメリカンで薄めなのですが、香りはたっぷり。これだけ焦がしたのだから、香ばしくないはずがない。

常滑へ

パーコレータのしくみと淹れ方の説明を聞きながら、カップでたっぷりといただきました。たったの200円で焙煎体験とカップ2杯のコーヒー、そして余った豆の持ち帰りまで!パーコレータはホームセンターのキャンプ用品コーナーでも見かけるものの、しっかりとした淹れ方の説明が書かれた商品は少ないとのこと。私も初見聞でした。

常滑へ

その後、散歩Aコースを地図もなしに適当に歩きながら、登り窯や土管がびっしり埋め込まれた土管坂などを見て、ふと立ち寄った常滑焼のお店『SPACE とこなべ』で・・・なんと!予定していなかった急須を購入。堀田憲児さんの作品で、ほかにも同じ作風の茶碗、カップなどもありました。ちゃんとした和の急須を持っていなかったので、衝動的ではあっても、絶対に大事に使うと確信して購入しました。茶漉しまで陶器製で、金属製と違ってにおいがお茶に出てしまうことはなく、まろやかに淹れられるとのこと。

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食器棚にしまってしまうのがもったいなく、テーブルの上に置いておいて、何度も目にかけたくなります。夫は、これでビールが飲みたい、と焼き占めのカップを購入↓。鯉江明さんの作品。

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時間切れで閉店5分前に入った、B級品の各種植木鉢が屋外で売られていたお店では、ちょうど月末まで40%オフとのことで、たったの5分で意地になって2つ選び出しました。近かったらまた出直して行くのに!と、くやしくなる安値でした。こちらはもちろん常滑焼ではなく、中国産などのようでしたが。。。お店は散歩道のスタートとなる陶磁器会館のすぐ隣でした。

SPACE とこなべ: 常滑市栄町6-204
TEL: 0569-36-3222


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Posted by せっせっせ at 12:46│Comments(9)街あるき(市外)
この記事へのコメント
なんともオモシロイ急須ですね。
可愛らしさもあり、お茶の時間が楽しくなりそう☆
Posted by うーうー at 2012年01月31日 22:08
うーさん、

にぎやかでしょう。うーさんも好き?( ´ ▽ ` )ノ
飽きがきやすいかなぁと迷ったのですが、どうやらそれはなさそうです。他にもこのデザインでいろいろあったんですよ~。
好きな茶器でお茶をいれるときって至福ですね。
Posted by せっせっせせっせっせ at 2012年02月01日 09:15
せっせっせさん

常滑焼と言うと、朱泥のイメージが強かったのですが、こんな
デザインもあるのですね。
生地は、練込で出来ているのでしょうか?削られた胴の部分
に年輪のような模様が面白いですね。
ガラス工芸では、被せガラスと言って色の違ったガラスを何層
にも重ねとものを、削って作る手法がありますが似ていますね。
急須は難しいのですが、色粘土を薄く何層にも重ねた板を
円形のカンナですり鉢状に削るのであれば、素人でも
出来そうですね。
うーん。せっせっせさんのブログはインスピレーションに満ちて
いますね(^^)
Posted by のんびりたん男爵 at 2012年02月01日 09:57
男爵さん、

そうですよね。
このお店に展示されていた急須も圧倒的に伝統的な常滑焼の色のものが多かったです。そのなかでひときわ爽やかに明るい存在に思えました。私もこの年輪みたいなマーブル模様が気に入っています。
さぁ、どのように作るのでしょう。作るところをそばで見てみたいです。急須はかなりハイレベルと聞きますが、見るからにそうだろうなと思います。
ガラス細工にも削る手法があるんですか。ほ~
世界にはインスパイアされるものが山とありますね!
Posted by せっせっせ at 2012年02月01日 16:28
せっせっせさん

やっぱり、決め手はマーブル模様でしたか。
陶器とガラスは余り違いがなく、従兄同士のような感じがして
います。絵具で言えば透明水彩と不透明水彩の違い位かな。
どちらもそんなに詳しくないけれど、そんな感じです。
ガラスの方が気難しいかも知れません。
正倉院の宝物の中に、ペルシャ・ササン王朝のガラスの器
がありますが、陶器で作ったら面白いものが沢山ありますよ。

googleで「正倉院 宝物 ササン王朝のガラス」で検索して
見て下さい。

技術が半端ではありませんですぞ(^^)
Posted by のんびりたん男爵 at 2012年02月01日 18:24
透明と不透明水彩?
どんな違いだか私にはわかりません…(^ ^)
検索してみましたが確かに削った感じは陶器でもできそう!
ガラスの色合いが何とも微妙ですね~素敵です~
ササン王朝…ペルシャですか。
ペルシャ絨毯というのもありましたっけ。
ガラスも絨毯も西アジアの香りがいっぱい。幾何学模様?
Posted by せっせっせ at 2012年02月02日 09:38
せっせっせさん

陽明水彩は淡く繊細、不透明水彩は力強いという意味です。
岩石や、鉱石も陶器の親戚かな?
ラピスラズリ、ターコイズ、ローズクォーツ…
鉱石集めも良いですよネ(^^)
Posted by のんびりたん男爵 at 2012年02月02日 11:15
ご紹介のガラスの器は、陶器に比べれば繊細だけど、肉厚で重厚な感じもありますね。色合いがとても好きです。
鉱石集めですか~
ご興味の対象がとても広いですね。
鉱石といえば、釉薬も鉱物が入っている??
よく知らないのですが、金属反応だということはかろうじて分かります。
Posted by せっせっせせっせっせ at 2012年02月02日 18:32
せっせっせさん

鉱物は集め始めたところです。現在3個です。
絵具のウルトラマリンの原料は、ラピスラズリ。とても高価な
ので持っていません。
何でも歳の数だけ欲しくなりますネ。将来 孫に見せてやりたいです。
箱を作らなくっちゃネ。
さあ~て、いくつ入る箱を作ろうかな(^^)
ネットで画像を集めてWEB鉱石箱も良いかも。
Posted by のんびりたん男爵 at 2012年02月02日 23:03
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