初タケノコ掘り

今年の春のキーワードは「たけのこ」。つい最近まで自分で茹でたこともなかったのに、今年はまぁ、たけのこのおいしさにはまって何度も何度も皮つきのまま買いました。先日、夫の実家での恒例バーベキューでもたけのこを網で焼いて食べてみたいとリクエストさせてもらったら、沢山掘って用意していただいていました。さらに、夫の実家から徒歩5分以内の竹林で実際にたけのこを掘るところを見せてもらうことに。ツルハシをかついだ義父の後ろを喜び勇んでついていきました。私の後ろからは夫、ユウ、姪がついてきて・・・。まるで桃太郎みたいな光景。

どこにでもあるちょっと荒れた感じの竹林。たけのこの時期に竹林をウロウロすると怪しまれそうで、こんなに正々堂々とたけのこを探せたのは初めてのことでした。わらびのときより見つけるのはずっと簡単！



おおおっ！この野趣あふれるたけのこ！他にこんなに大きい植物の芽があるんでしょうか。たくましさに圧倒されそうでした。義父はそんな私の前で、いくぞ、とツルハシを2回ほど振り下ろして、グイッと手で揺すって、ホイ、と。



私：「あっ、ありました！ちょうどよさそうなのが！」
義父：「いかん、そっちは隣の家のだ」
私：「そのような線があったのですか～」



今回一番の掘り出し物（まさに字のごとし）。私の親指から重さと太さが伝わるでしょうか。



もう沢山採った後だというのに、徒歩5分以内、採取時間15分そこらでこれだけ採れるというのは、私には唖然とする出来事です。写真ばかり撮って喜ぶ私に、この土地の子である姪は「写真撮ってるしー」と、つっこんできます。子どもが知っていて、大人が知らないことは山ほどありますね。



恒例バーベキューで穂先を蒸し焼きに。塩こしょうや、醤油、甘味噌、いろいろ試しました。掘り立ては火が通るのが早い！ちょっと伸びすぎのたけのこも、新鮮ならOK!




義父が前日に潮干狩りでとってきてくれたというアサリは、持ち帰って夕飯で冷たいそうめんスープを作っていただきました。
この後、夫の実家の美しい花々とユウの行水風景を別記事にて。