早朝の庭見席

昨夜もツバメは我が家に来ました。4夜連続です。夕方、庭にコンロを持ち出して焼鳥をやろうということになり、「あ、でも私たちがいたんじゃツバメが来れないねぇ」と、いつもの枝に目をやると、アララ、もう来てた！ 結局、焼鳥をやる間もずっとそこにいて、そのまま夜を明かしたようなのです。ツバメは軒先に巣を作ったりして、人をあまり怖がらない鳥なのかもしれませんが、私の勝手で、この愛すべきツバメを「なっちゃん（今年初めに命を落とした金華鳥のメスの名前）」と呼ぶことにしました。

さて・・・
私は昔から早起きは得意。よほど疲れているときを除いては、朝決まった時間に「もうこれ以上寝ていたくない」と体が感じたら起きたくなります。反対に夫は昔から朝が苦手なので、早朝のわずかな時間を、昨夜の洗い終えた食器を片付けたり、熱いお茶を淹れたりしながらユウと一緒に過ごす時間が好きです。



リビングに日がさす前、まだ肌寒いので少しだけ窓を開けてやると・・・




庭見（にわみ）席にユウがやってきます。窓辺が好きなユウ用に、先日、千趣会ベルメゾンでマットを調達してみました。いつもは選ばない色ですが、ユウの黒が映えるようにと明るいオレンジのシャギーマット(990円）です。ちゃんと胴の長さも計算して直径を確かめました。夫はさっそく座るユウを見て、「かわいいなぁお前。ユウ、ポップな色のマット買ってもらえてよかったな。ﾄｳｻﾝが買ってきたら怒られそうな色だ」と言うので、思わず笑ってしまいました。家に持ち込むものにイチイチ目を光らせる私への警戒信号？ｴﾍﾍ


朝日を浴びながら飛び交うツバメや、アシナガバチや、ハエを目で追っかけます。ユウにとっても特等席かもしれませんが、家人から見るこの眺めも特等です。早起きの甲斐十分アリ。





朝食後、「あ、庭見席が空いてるぅ、座っちゃお！」と私が座ると、とたんにユウがやってきてじゃれつきました。相変わらず全身体当たりのパワーなので、最後は私の両脚の間に挟んで動けなくしてしまうと、急におとなしくなってじーっとしてしまいます。愛すべき生き物、ユウ。