アブラムシに木酢液

皆さまのお宅のパンジー、ビオラにもそろそろアブラムシが出現していませんか？この数日の暖かさで一気に増えたみたい。アブラムシも緑のやら黒いのやら種類があるようですが、今回は黒いのが多いです。

以前、見るに見かねるほど増殖させてしまったことがあるので、今年は先手を打つべく、足助で見つけたボトル入り木酢液（もくさくえき）を使ってみました。見たのも買ったのも使ったのも今回が初めてです。ボトルのフタをあけるなり、ツーンと、燻製を思わせる匂い。まぁ、悪くはない匂いです。

木酢液ってそもそも何？と思っていましたが、木を炭にするときに出る液体なんですね。ちなみに竹を炭にするときに出る液体は竹酢液と呼ぶそうで。ただ、いかにも自然に優しい無農薬っぽいイメージがありましたが、効果や安全性の面で現在農薬の指定は見送られているそうで・・・。鉢植えや菜園に300倍に薄めてシュッシュ、のレベルで試してみる程度ならよいのかな？

ところで去年、アブラムシには牛乳をスプレーするとよいと知り、庭のヤマボウシにシュッシュ、シュッシュと2～3日続けたところ、後から大変なことになったのです↓。見えますでしょうか、葉の表面の黒いタダレのような跡が。

木を購入した園芸店に相談したところ、牛乳スプレーは乾きやすい晴れた日に行い、乾いたら水で洗い流す必要があったとのこと。そうでないと表面に菌類が繁殖し、こうした黒いシミのもととなると・・・。スプレーは地面にも当然落ちたようで、地面すら見苦しい色になっておりました。試される方がいらっしゃったら、この点にどうぞお気を付けられますように（本には書いてなかったな～）。