鶏ちゃん

昨年夏、中津川経由で下呂に行ったときに初めて出会った料理、鶏ちゃん（けいちゃん）。変わったネーミングだなぁと思いながら味わってみるに、これがなんと庶民的な味わいでおいしかった。忘れかけていたところに、先日の飛騨の旅で再び鶏ちゃんを目にし、味を思い出しながら家で作ってみました。市民市場で珍しく見かけた鶏肉のせせり（首のスジの部分）を使って。

鶏肉だけ、タレ（しょうゆ、砂糖、にんにくすりおろし、ラー油、ごま油）につけこみ、あとはホットプレートで焼くのみ。あっという間に家じゅう、鶏ちゃん風味が充満しました。

こんな↑仕上がりに。ちょっと水分が多すぎるような気がしましたが、ホットプレートだとなかなか蒸発しません。見た目はイマイチですが味はグーでした。こんなんでよかったっけ？と思いながら写真を見返したら、お店で食べたときの写真↓を発見。



なかなかいいセンいっていたかな？
この料理についてもっと知りたくなりWikipediaで調べてみました。そうだったのかぁ～。こんな簡単でご飯に合う料理、もっと頻繁に取り入れなくっちゃ。

鶏ちゃん（けいちゃん）とは、岐阜県の郷土料理の一つで、鶏肉を使用した料理である。元々は飛騨地方南部の下呂市（旧益田郡）や高山市南部、奥美濃地方の郡上市の家庭料理である。「鶏ちゃん」の名称は、北海道の名物料理で、魚を焼く類似の料理「ちゃんちゃん焼き」に由来すると言われる。