初たんころりん

2,3年前に大須で衝動買いした夫婦それぞれのゆかたに、年に一度は袖を通したくなります。おいでん花火は悪天候で断念したので、いざ、初のたんころりんを見に足助へ。




「塩の道ずれ家」では「あかり展」が開かれていて、ほしくなるあかりがいくつもあって目を奪われました。ゆかた姿は私↑。呉服の「しばそう」で素敵に着付けていただきました。長いこと歩いても着崩れることなく、涼やかに・・・といきたいところでしたが、昨夜は暑かった。



白地に紺色の花柄。素敵だなぁ～～　心が落ち着きます、和のもの。



「ギャラリーかなだ」では、スイレンと浮玉を買いました。さっそく玄関に鉢を置いて浮かべてみました。涼やかです。



揚げたてコロッケにできた列に並ぶゆかた姿の女の子。横に吊り下げられた水風船がなつかしいなぁ。



店頭で何かを売るわけではなくても、通りからこんな一風景をのぞかせてもらえるのがうれしい。楽しそうな大家族の団欒風景もいたるところで目にしました。



ソーセージ、麩まんじゅう、しし肉コロッケ、鮎の塩焼き・・・とりとめなく食べながら歩いていると、そろそろ花火の時間。あまりの暑さに、ろうそくが灯る川のすぐそばまで下りてみました。「どのへんからあがるかな？」と話していると、殆ど目の前でドカーンと。後から地図でみると、足助川にかかる真弓橋のそばでした。



何枚かチリのような写真がある中で、これが一番花火らしく撮れた一枚。予想以上に沢山上がって驚きました。「豊田市が助成しているのかなぁ？」と話していると、帰り道の商店の方に「商店からの寄付であげているんだよ」と教えていただきました。地元を盛り上げる足助の方々の心意気があればこその祭りなんですね。



「今年はたんころりんに行ってみたいんだ」と母に話すと、母は「たんころりんって何？おたんこなすみたいだね！」と言いました。
母さん、これがたんころりんですよ。