ミルティフリュイ

今期はムースを使ったケーキが続いているようです。友人が「お菓子の部屋」で習った今月のケーキは、ミルティフリュイという名のフルーツをたっぷり使ったケーキ。いつもレシピも持参してもらい、作り方の簡単な説明を聞かせてもらうのですが、上のキラキラしたゼリー部分はもちろんのこと、ムース部分にもバナナ、パッションフルーツ、パイン、オレンジなど、たっぷりとフルーツが入っています。でもやっぱりここのムースはちっともくどくありません。



できたてはムース部分がやわからくて切りにくいため、いったん冷凍し、半解凍状態で切るのがベストだそうです。同じ市内に住んでいるのでちょうど解凍しきったばかりの、かっちりと冷えた状態で持ってきてもらえて、これなら暑い夏でもおいしく食べられるケーキと確信しました。ムースはくどくなく、甘酸っぱい。しかも、底とサイド部分はビスキュイという、ふわふわっとした卵白の多い生地なので、アイスクリームに添えるウェハースのような素朴な存在感なのです。



これがサイド部分のビスキュイ生地。よく見ると、斜め（＼）にポコポコしています。これ、四角い型の底に斜めに生地をしぼりだすのだそうです。□（四角）の中に＼＼＼＼＼を何本もしぼり出して焼くと、＼＼＼＼＼がふくらんでお互いくっつき合い、斜め模様の四角い生地が焼き上がる。それをさらにカットして型の側面にはりつけて、内側にムースを流す、という手順なのだそうです。

来期も継続するか迷っていた友人。もっとうまくなって家でも作れるようになりたいと、継続する決意をしたようです。継続は力なり、がんばって！