かぼちゃプリン

手作りする価値があると私が思う菓子の第一位は、かぼちゃプリン。シンプルな材料と作り方でこんなにもたっぷりとおいしいお菓子ができるなんて、お得感200％。見ているだけで惚れ惚れするこの姿、スプーン握って丸ごと全部食べ尽くしたくなりませんか？



昔から参照しているのがこのレシピ↓。Ａ３サイズで白黒コピーしてあるんですが、いきさつはすっかり忘れました。後生大事に携えていきます。手順を簡単に写真でご覧に入れます。材料はかぼちゃ、卵、砂糖、牛乳。砂糖は今回、グラニュー糖を三温糖に変えて作りました。



まずは砂糖と水でカラメル作りです。大人のカラメル・・少し苦めが好きなので結構煮詰めました。この写真は火を止めてからもなお激しく煮え立ち泡立つ様子。色づき始めると色の変わりが早いので、欲しい色の少し手前で火を止めるのがポイント～。そして熱いうちに型に流しておきます（最後にひっくり返すと一番上にきます）。



皮を除き、牛乳でやわらかくしたかぼちゃを、本では裏ごすのですが、フードプロセッサーにかければ十分！型にプリン液を流すときにザルで漉すだけで十分なめらかな仕上がりになるのです。子供の頃はどこで手を抜いていいか判断できず、丁寧に目の細かいザルで裏ごししていましたヨ。大人になるって知恵がついてすばらしい（単にエネルギーがなくなっているのか・・・）。



半量の砂糖と卵を溶いた液に、粗熱がとれた上のかぼちゃ↑を入れて混ぜ、残りの半量の砂糖を溶かしながら沸騰寸前まで温めた牛乳（半分を豆乳にしようと思っていたのに忘れてしまった）と、生クリームをそろそろと注いでゆっくり混ぜて、一度ザルで漉し、型に流しいれます。どんな型でもいいのですが、このレシピだと手持ちのパウンド型2個分でピッタンコの量！偶然にもこのパウンド型2個がちょうど入る、四角い型（灰色の↓）があって、この四角型にフキンを敷いて60度の湯（いつも適当です）を入れ、さらにそれをオーブンのプレートに置いて、そのプレートに熱湯を注ぎ、160度で1時間蒸し焼いたら出来上がり（竹串を挿して何もついてこないかCHECK）！

型ごと冷蔵庫で冷やし、周りを竹串などで剥がした後、逆さにして取り出したのが冒頭の写真です。カラメルの色とみずみずしさに思わずにやけますよ。番外編でプリン液にシナモンパウダーを入れるとまた香り立っておいしいんですが、今回は忘れました（忘れすぎ）。作ってみたいという方がいるかもしれないので、分量も示しておきます。ぜひぜひお薦め、みんな大好きな味です。

＜カラメル＞
グラニュー糖：70ｇ　
水：35cc

＜プリン生地＞
かぼちゃ：300ｇ（±50ｇぐらい平気です）
牛乳：500ｃｃ
卵：Ｌ3個またはＭ４個+卵黄1個
グラニュー糖：100ｇ
生クリーム：30ｃｃ