2011年08月03日
かごバッグのリメイク
このときから3か月余り。布やファスナーなど準備してからが長い!気が乗ったらやろうと思っていたんですが、なにせ縫い物は「私にできるかな」という不安がいつもつきまとうので、だんだん後回しに。でも、そんな間にも今年の夏が過ぎていく!!今日は一大決心のもと、マルシェかごの内布リメイクに乗り出しました。
さて、これがリメイク前の姿。バッグの両サイドはなぜか破れてしまっています。しかし持ち手や底などはまだまだしっかりしているので、内布を替えて、もっと愛着のあるバッグに作り替えようと思ったのがきっかけ。
どなたかの参考になるかもしれないので、順を追って経過を記録しました。
1. バッグから内布を外す。見えないところは案外とお粗末にできているんだとびっくり。これなら私にもできると勇気が湧いてくる。雑誌『天然生活』に載っていた作り方でいこうと思っていたけれど、これを見て、底があるタイプを真似して作ってみよう、と予定変更。
2. 一応測りはしたが、ややアバウトに裁断。底の部分は、紙を当てて、パパッと形をとっただけで型紙とする。
3. こんなふうにして周囲と底の部分の生地をとる。縫い代に1cmとる。
4. ポケット用の生地も用意。四方に5mmの縫い代をとり、アイロンで折り返しておく。ポケットはもとは1つだったけど、2つつけることに。ミシンすらめったに使わないのに、ファスナーつけなんて、学生の家庭科も含めて人生で3度目くらいです(2度目は枕カバー)。よーくよーく、外したオンボロ内布を見て、ポケットがどう作られているかを観察。この手本がなかったら、自分でファスナーつきポケットなんて絶対つけられなかった。
5. 中表にして台形生地2枚を縫い合わせ、次いで底を縫いつけて、バケツ型にする。寸法をテキトウに取りすぎて、ぴったり合わなかったところは無理やりタックを入れる(←これは後から少々痛い目に遭う:ステップ9の"シワ寄せ"参照)。
6. 外表にしたところ。無理やりタックを入れたところ(右側↓)が当然のことながら見苦しい状態に。そこは自分としては見逃せるポイントなので続行。
<見苦しい箇所のアップ あぁ見苦しい>
7. ポケットをつける。ここは、今回のリメイクの最大の難所でもあり、最もスリリングというか、未知なることへの挑戦でワクワク。縫い方を誤解していて、つけてから、「あっ、違った、こっちを先に縫わなきゃいけなかったやり直し!」なんてことをしながらも、なんとか2箇所、自分が予想したよりは美しくポケットがつけられて大満足。
8. 再び中表にして、バッグの中に入れる。おお!それらしく見える!
9. バッグと、内布を、要所要所で手で縫いつける。この要所要所というのがミソで、オンボロ内布を外すとき、何気なくハサミでちょんちょん糸を切っていたけれど、どこをどんなふうに縫い付けてあったか、よーく見ておくべきでした。あと、縫い付ける順は、底の方から口の方へとするべきであったのに、私は逆で、口の方から底の方へ順に縫い付けていったので、もともと裁断が甘かったのもあって、底に余った布がたまってシワシワになった。これぞまさに"シワ寄せ"だわ~と、言葉の語源?に深く納得。底の方から縫い付けていけば、余った布はクルクル巻いて、口の方で綴じ付けてしまうことができたのに・・・。
<底のシワ寄せの状況 あぁ見苦しい>
<要所要所の例> 多分、作業しているうちに、内布とバッグがフィットしていないと都合が悪いと思う箇所が自然と判明してくるから、そこを縫い付ければよいんじゃないかと・・・。たとえばポケットファスナーの両サイド。ここが内布とバッグで縫い付けられていないと、ファスナーの開閉はスムースにいかない(内布がファスナー開閉動作で引っ張られて動いてしまうから)。
口の部分で内布をバッグの外側に縫い付けたところ。白い糸が見えちゃってますが、もともとも確か見えていたと思う・・・。もっときれいにつけられる方はぜひそうしてください!
10. 完成!ひらめいて、もとにはなかった工夫をしました。そう、レンコンです!レンコンネックレスの革ひもごと使える!と、ひらめいたのでした。疲れ果ててきた最後の段階でこんなアイデアが浮かぶとは~。バッグを肩からさげながらでも、片手でさっとこの革ひもを外したりひっかけたりできそうです。
久しぶりにがんばって働いてくれたミシン、ありがとう!頼もしかった~!スピードは一番「おそい」に設定してやりました。でも全然遅くなかった。
下糸のボビンへの巻き方を忘れてしまい、マニュアル首っぴきでがんばったけれど、こんなことにもなりました。ミシンもがんばったけれど、私も相当がんばった!
ものをつくるって・・・大変なんだなーー。あらためてそう思いました。アイロン台カバーのときも思ったのですが、一から作ろうとすると大変でも、リメイクはオリジナルをよく見て研究すれば、おのずとそれが見本になって同じものが作れるという点で、スリリングな素人向きだなぁと思います。
さて、これがリメイク前の姿。バッグの両サイドはなぜか破れてしまっています。しかし持ち手や底などはまだまだしっかりしているので、内布を替えて、もっと愛着のあるバッグに作り替えようと思ったのがきっかけ。
どなたかの参考になるかもしれないので、順を追って経過を記録しました。
1. バッグから内布を外す。見えないところは案外とお粗末にできているんだとびっくり。これなら私にもできると勇気が湧いてくる。雑誌『天然生活』に載っていた作り方でいこうと思っていたけれど、これを見て、底があるタイプを真似して作ってみよう、と予定変更。
2. 一応測りはしたが、ややアバウトに裁断。底の部分は、紙を当てて、パパッと形をとっただけで型紙とする。
3. こんなふうにして周囲と底の部分の生地をとる。縫い代に1cmとる。
4. ポケット用の生地も用意。四方に5mmの縫い代をとり、アイロンで折り返しておく。ポケットはもとは1つだったけど、2つつけることに。ミシンすらめったに使わないのに、ファスナーつけなんて、学生の家庭科も含めて人生で3度目くらいです(2度目は枕カバー)。よーくよーく、外したオンボロ内布を見て、ポケットがどう作られているかを観察。この手本がなかったら、自分でファスナーつきポケットなんて絶対つけられなかった。
5. 中表にして台形生地2枚を縫い合わせ、次いで底を縫いつけて、バケツ型にする。寸法をテキトウに取りすぎて、ぴったり合わなかったところは無理やりタックを入れる(←これは後から少々痛い目に遭う:ステップ9の"シワ寄せ"参照)。
6. 外表にしたところ。無理やりタックを入れたところ(右側↓)が当然のことながら見苦しい状態に。そこは自分としては見逃せるポイントなので続行。
<見苦しい箇所のアップ あぁ見苦しい>
7. ポケットをつける。ここは、今回のリメイクの最大の難所でもあり、最もスリリングというか、未知なることへの挑戦でワクワク。縫い方を誤解していて、つけてから、「あっ、違った、こっちを先に縫わなきゃいけなかったやり直し!」なんてことをしながらも、なんとか2箇所、自分が予想したよりは美しくポケットがつけられて大満足。
8. 再び中表にして、バッグの中に入れる。おお!それらしく見える!
9. バッグと、内布を、要所要所で手で縫いつける。この要所要所というのがミソで、オンボロ内布を外すとき、何気なくハサミでちょんちょん糸を切っていたけれど、どこをどんなふうに縫い付けてあったか、よーく見ておくべきでした。あと、縫い付ける順は、底の方から口の方へとするべきであったのに、私は逆で、口の方から底の方へ順に縫い付けていったので、もともと裁断が甘かったのもあって、底に余った布がたまってシワシワになった。これぞまさに"シワ寄せ"だわ~と、言葉の語源?に深く納得。底の方から縫い付けていけば、余った布はクルクル巻いて、口の方で綴じ付けてしまうことができたのに・・・。
<底のシワ寄せの状況 あぁ見苦しい>
<要所要所の例> 多分、作業しているうちに、内布とバッグがフィットしていないと都合が悪いと思う箇所が自然と判明してくるから、そこを縫い付ければよいんじゃないかと・・・。たとえばポケットファスナーの両サイド。ここが内布とバッグで縫い付けられていないと、ファスナーの開閉はスムースにいかない(内布がファスナー開閉動作で引っ張られて動いてしまうから)。
口の部分で内布をバッグの外側に縫い付けたところ。白い糸が見えちゃってますが、もともとも確か見えていたと思う・・・。もっときれいにつけられる方はぜひそうしてください!
10. 完成!ひらめいて、もとにはなかった工夫をしました。そう、レンコンです!レンコンネックレスの革ひもごと使える!と、ひらめいたのでした。疲れ果ててきた最後の段階でこんなアイデアが浮かぶとは~。バッグを肩からさげながらでも、片手でさっとこの革ひもを外したりひっかけたりできそうです。
久しぶりにがんばって働いてくれたミシン、ありがとう!頼もしかった~!スピードは一番「おそい」に設定してやりました。でも全然遅くなかった。
下糸のボビンへの巻き方を忘れてしまい、マニュアル首っぴきでがんばったけれど、こんなことにもなりました。ミシンもがんばったけれど、私も相当がんばった!
ものをつくるって・・・大変なんだなーー。あらためてそう思いました。アイロン台カバーのときも思ったのですが、一から作ろうとすると大変でも、リメイクはオリジナルをよく見て研究すれば、おのずとそれが見本になって同じものが作れるという点で、スリリングな素人向きだなぁと思います。
Posted by せっせっせ at 22:45│Comments(0)
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