母が父に編んだベストを夫が着る

ひゃ～　とたんに寒くなりました！一夜にして冬が来たようです。

早速夫が今朝、「寒い。ベストを着よう」と言いました。ベストといえば、去年模様編みに苦労しながらもなんとか編みきった私の手編みベストがありますが、この夏、実家で母から「（沢山の編物作品の中で）これだけはしっかり編めたと思って残してあった。お父さんに編んだけどたぶん殆ど袖を通していない。よかったら着る？」と言われ、持ち帰らせてもらったベストも加わりました。ベスト一着を冬じゅう着続けるといたみやすいから、もう一枚紺色のが欲しいと夫から言われていたところだったので、なんとも奇遇な母の申し出だったのです。

着てもらうと、サイズはピッタリ！Ｖネックのラインがきれいに出ている！どこにも無理がなくて、まるで夫のために編まれたかのよう。




もうウン十年前に編まれた作品が、ようやく活躍できる？！男性用ベストはあまり流行に左右されにくいからこそかもしれません。よく見ればこれは「かのこ編み」という、私にはまだ未知の、とても時間のかかるらしい、目のつまった編み方で編まれています。母も相当編物に凝った時期があったのに、途中で止めてしまって今はパッチワークにかかりっきり。一緒に編物できたら楽しいのになぁ。



ひざかけ、リストウォーマーなど、家の中でもあったかアイテム次々と引っぱり出しました。40度近い夏から、10度以下の冬へ、日本もなかなかシビアな気候ですな。