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2010年10月10日

夜長にコトコト

人生初の栗の渋皮煮を作りました。うーさんの渋皮煮大成功の記事を読んだ直後に、知人から栗をたくさんいただいて少し気持ちが傾きつつも、渋皮煮は私にはハードルが高いな~と思っていたのですが、1晩水につけておいた栗の鬼皮を試しにむいてみたら、アラびっくり、渋皮を残して剥くのって結構簡単かも!

夜長にコトコト

栗45個の鬼皮を30分で剥き終えました。苦痛ではなく、むしろペロリとはがれたりして気持ちよかったです。私の剥き方は横着で、手をケガしないように、栗はまな板の上に置いて左手で押さえながら、おしりの固い部分を包丁でそぎ切り(まな板と垂直に、表面だけをうす~くそぎ落とすように切る)にします。その方法でうまく鬼皮だけをカットできたら、そこに包丁の先端を入れてまな板に押し当てつつ、左手で栗を持ち上げるようにして・・・そうこうするうちに部分的にペリッと剥けました。あとはそのペリッの繰り返し。横着な方法なので、うす~くのつもりが、栗の黄色い色がところどろこ見えてしまうほど切りすぎることも。でも、結果オーライ。ほんのちょっと渋皮を傷つけたくらいでは、煮ても中の身はくずれないことが判明しました(くずれたのは45個中1個だけ)。

夜長にコトコト

剥けたら、ひたすら水をかえてアク抜き。こちらの方法を参照させていただきました。他の事をしながらだったので正確な回数は分かりませんが、写真↑のような透明な煮汁になるまで、10回くらいは水をかえて火にかけて・・・の作業をしたと思います。時間にすると2時間くらい。

夜長にコトコト夜長にコトコト

そして、一番楽しみな、砂糖を加えて煮詰める行程。長風呂している間に、かなり煮詰まっていたので慌てて火を止めました。煮汁はまるで黒蜜のように濃厚、とろ~り状態。夕方5時近くからアクとりを始めて、最後に火を止めたのは夜の12時でした。皮剥きから入れると、ほとんど1日がかり。しかし、作業の傍ら、栗一粒一粒に愛着が湧きます。コンロの前につきっきりでいる必要はなかったので、時間のわりにはしんどくなかったです。

夜長にコトコト

これから、ブランデーの替わりにこのラム酒を注いで、眠りにつくとします。味の感想は、朝が来て一口ほおばったところで追記しようかなハート


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Posted by せっせっせ at 01:25│Comments(0)甘いもの
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