抹茶シフォンケーキ

せっせっせ

2009年02月26日 23:56

こっぺさんのシフォンケーキ特集の記事にコメントさせていただいたことがきっかけで、こっぺさんは最近毎日理想のシフォンケーキを求めて焼かれているそうです。ついに私も、大きな20cm型で久しぶりにシフォンケーキを焼いてみました。去年9月にコモスクエアのPRONTでいただいた抹茶の粉(2g)↓を混ぜてみましたが、本に書いてあった通り、「抹茶は卵と一緒に火を通すと薄い茶色に変色してしまう」ようで、茶色とまではいかないまでも、鮮やかな抹茶色というよりは、緑茶のような渋い緑色になりました。


この一切れ↑は断面が特にきれいだったので、撮影用。実は、このシフォンケーキ、とんでもない焼き上がりだったんです。



型に流し入れた時点で、もう型の縁まで生地が・・・。これはまずいと思い、生地を少し取り出そうかとも考えましたが、なんとかなるかもという楽観的な考えで焼いてしまいました。オーブンに入れてから夕飯の支度を始めると、まだ15分かそこらで香ばしいにおい。もうしばらくして、これはもしや!と思ったときには既に型からあふれんばかりにふくらみ、オーブンの天井に生地がくっつきそうで、うっすら煙が。シマッタ、やっちゃった~!



片側だけ持ち上がって大変なことになっていますが、後で表面のコゲだけカットして取り除けばいいやと、残り時間はアルミ箔をかぶせて焼き通しました。焼き上がって冷まして逆さにすると、ピサの斜塔のよう↓・・・。でも切り分けてしまうと、一切れ一切れの違いは分からなくなってしまいます。



ところが、アクシデントは表面の黒コゲだけに留まらず、とんでもない断面も現れました。




まるで何かの巣。誰も食べたくないですね、これ。いいのです、私が食べますとも。こっぺさんが「どんな作品にも人柄が必ず出る」とおっしゃっていて、今回のケーキはまさに私そのもの?大雑把に作りすぎでした。収穫だったのは、卵白の泡立てをいつもよりかなりゆるめにしても、しっかりふくらむと分かったこと。そして、シフォンは大きな型の方が作り甲斐があって、面白い!。私のシフォンはオーブンのせいもあるかもしれませんが、ちょっとしっとりし過ぎ(フワフワというより、シュワシュワ)のような気がします。これからおやつは毎日シフォンケーキ?また挑戦してみま~す。

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