みんなの料理で壮行会

せっせっせ

2011年02月20日 19:43

夫の同期入社仲間+その妻子で集まる大集会。メンバーの誰かの身の上に何か変化があったときなどに開かれる集まりです。新築披露、出産オメデトウ、etc.。今回はアメリカへ転勤が決まった一家の壮行会でした。一家で一品、買ったものでも作ったものでも持ち寄って、というのが最近の慣行。我が家は予定通り、小いものバター醤油煮ころがし、せせりとゴボウの炒めもの、松前漬けを持参しました。



松前漬けは3日ほど前から夫が作り、じゃがいも、せせりの2品は出かける直前の1時間くらいでちゃちゃっとできる簡単な料理でした。持ち寄りの楽しさは自分では思いつかない料理に出会えること。



色どりの美しい茶巾寿司。アメリカへ行くことになったI家の奥さんの作品。こんなのアメリカ人に見せたら間違いなく"Oh, my god!"でしょう。薄くてきれいな卵焼きはテフロンのフライパンで焼いたそう。三つ葉のラインがうつくしゅう。そしてそして、何より目をひくにんじんの細工。京都の老舗店「有次」の抜き型で抜いたのだそうです。有次というと私の知っているのは包丁やハサミだったので驚きでした。



見てください~、この小ささ。よく手足や耳の根元で折れてしまわないものですね!生の状態で抜いてから茹でるということでしたが・・・。世界にこんな華奢で緻密な技をもった国は他にあるでしょうか??



こちらはK家のだんなさんが作ったという、から揚げとチキンナゲット。チキンナゲットの手作りって初めていただきました!どうやって?と尋ねたら、ささみを丁寧に包丁で粗ミンチにして作られたそうです。フードカッターでミンチにしてしまったらきっと出ないであろう、ホロホロ食感がなんともいえませんでした。



こちらはホスト役を務めてくださったS家夫妻が、みんなが集まってから焼いてくれたタコ焼き。中がふわとろ。今人気のタイプでしょう。醤油+マヨネーズでもいただきました。S家のだんなさんが黙々と正座して焼く様子がおかしくて、横から撮った一枚もお見せしたい気マンマンですが控えておきます。



アメリカへ行くことになったI家の奥さんは、私のれんこんネックレスおにぎり皿を気に入ってくれて差し上げた経緯のあるです。アメリカではまた新しく居心地のいい空間づくりからスタートすることでしょう、と、本屋さんで見つけたこんな本を贈りました。



この本、広告が全くなく、パラパラめくるだけでも楽しい!・・・と迷わず私の趣味で瞬間的に決めてしまいました。買ってから贈るまで数日あったので私も読ませてもらおうとケチなことを思うも、結局時間がなくて読めず。いつかまた手に取りたい本です。

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