いちじくジャム
コロンとした形のいちじく。近所でも実っている姿をみかけます。姿が見えないうちからフワッ~といちじくの香りが漂ってきて、思わず「あっ、いちじく、どこ?」ときょろきょろしたり。今日は朝の一番仕事でいちじくのジャムを煮詰めました。
材料はいちじく、白ワイン、レモンの輪切り、グラニュー糖、シナモンスティック。皮ごといちじくを4つに切って、他の材料とともにホーロー鍋に入れて、アクとり用にキッチンペーパーをかぶせたら、ひたすらグツグツグツ、コトコトコト煮ると・・・
こんな感じにいちじくの皮の色に染まったジャムができます。カラカラに煮詰めてしまうより、少しトロッとした水分が残った状態で火を止めると、冷えてからちょうどいい固さになります。私は形を残した状態でそ~っと煮詰め、瓶に入れるときにスプーンで少し形を崩す程度がお気に入りです。シナモンの香りがとても活きていて、パンにヨーグルトにと、この季節だけの味わいを楽しみます。
このジャムを思いついたのは、フランス菓子の本に載っていたいちじくのタルト。タルトも作りましたが、以降、秋になるとこのページを開いて材料をチェックし、ジャムを作っています。この本ではポルト酒という洋酒で煮詰めているのですが、近所には置いていないようだし、白ワインで十分代用できます。市販のジャムにはなかなかいちじくはないのでは?参考までに、今回の分量をメモしておきます。
・いちじく 中5個
・グラニュー糖 80 g
・白ワイン 100 cc
今つまんで思ったのですが、常温のいちじく煮は立派な紅茶のお供になりそうです。
関連記事