イワシューで初スキヤキ
東北旅行から帰宅した翌日にカレーを作りましたが、本来はスキヤキのために買ったスキヤキ鍋です。しっかり材料を揃えて、出汁もつくって、めでたく初スキヤキしました。
高くてきれいでちょっとしかないお肉と、ビリビリだけどたっぷりある、薄くて適度に脂のついたお肉とどっちがいい?と、すでに後者を買ってきた後で夫に質問。どっちと答えたか忘れました。まぁ、ネギや肉においしそうな焼き目がつくこと!薄い肉がくっついて、無理にひきはがしてさらに薄くビリビリに、なんて惨事はこの鍋なら免れそう。コーティングがしてあるからかな。
浅くて平たいから、たくさん入ること!今回、初めて車麩というのを買ってみました。不慣れで、水で戻した後に水気をしぼるのを忘れて鍋に入れてしまいました。
車麩、占有率アーーップ!しかし、むちゃくちゃおいしそうに味がしみこんでいきますね。形崩れしないのも、ナイス。ご飯は控えめにして、車麩をたくさんいただきました。
横から眺めて形にうっとり。
一番感激したのが、鉄鍋のジンワリとした火の伝え方。残念ながら夫の帰宅が遅くなるというので私が先にいただいた後、鍋にフタをして弱火にかけておきました。今までの土鍋やステンレス鍋だと、最弱火にしておいても、グツグツボコボコ煮え過ぎてしまって、汁気がどんどん減ったり、味がしみ過ぎたり、食材がクタッとしてしまうのが嫌で、やむなく火を止めてしまっていたのですが、この鉄鍋は驚きです。最弱火だと、いたって静かに、煮え音もなんにもしないくらいに穏やかに、ほどよく煮込んでくれました。おかげで、私が食べたときよりも、夫が食べたときのほうが断然おいしそうに煮えていました。悔しいので、今夜はスキヤキ丼で再び堪能するとします。
鉄鍋で少し大変なのが、多めに作ったり余ったときに、鍋に入れたまま翌日まで放置できないこと。鉄分が出すぎてしまって具が黒っぽくなるし、風味もずいぶん鉄くさく感じてしまうとのこと。ズッシリとした重さは私にとっては魅力のひとつです。
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