羊毛を染める
先日のオーガニックコットンの草木染めがあまりにうまくいったので調子づいて、家にある毛糸も染めたくなりました。染めるには糸玉ではムリなのか、「かせ」の状態でなければダメなのかと教室の先生に相談したところ、あっさり、糸玉から「かせ」にすればよい、とのこと。さっそくやってみました。母や義母から譲り受けた沢山の毛糸をすてきな色に染められるとしたら・・・ ワクワク
こうやって↑、テーブルや板などを利用して、数冊の本とともに厚みをつけ、そこへ糸玉から糸をぐるぐると巻いていくだけでいいのだそうです!
1玉50g×10玉あったのを、1かせ100g×5かせにしました。ものの30分でできました。なーんだ、簡単。2箇所、8の字に縛って準備完了。
みょうばん媒染液で糸を煮る1時間の間に、ついに今年も買ってしまった実山椒の枝とりを。粒が大きめに揃っていたので、30分かそこらで完了!
そして、今回こそ、劇的な変化!先日オーガニックコットンを
染めたハルシオンの染液を、私の勝手な判断でリユース(つまり、2回目)してみたんですが、浸すやいなや、サーッと全体に黄色が染み入った感じでした。動物性繊維のほうがはるかに染まりやすい。な~るほど。
ぐつぐつ・・・動物性繊維のためか、アクのようなものが浮いてきていました。糸に染みた分、染液が薄くなっているようにも感じます(一つ上の写真と比べてみて下さい)。次回のリユースはもうムリでしょう。
こっちもぐつぐつ・・・あぁ、きれい でも暑い ガスコンロ3つフル稼働 汗ふいて、シャワー浴びて、汗かいて・・・(くりかえし)
染め上がり~~ いやいや、これはヤマブキ色というか、からし色というか??色から編むものを決めるというのも面白い。差し色のマフラーなんかもいいかな?いや、ミトンか?
染める前の白で、染まった黄色をはさんでみました。あっぱれ。残り3かせは、先日の
実験で実証済みのギシギシで染めてみようと思うんです。えぇ、さっきもう採ってきちゃったんです、裏の土手で袋いっぱい。すでに穂の部分はドライのようにカサカサなので、腐ったりしなびたりする心配もなさそう。また時間ができた日にぐつぐつ煮てやってみようと思います。みょうばん媒染液も、草木の染液も、この季節だとせいぜい4~5日しかもたない感じがするので、リユースしようと思うと、近いうちに時間を確保しなければいけません。その点、草木染めは冬がいい?でも、それぞれの季節の植物からしか出せない色があるわけで・・・ナーンテ、すっかり草木染めにはまってきています。
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