冷めた中華飯弁当

せっせっせ

2011年02月08日 17:26

最近、ルネサンス料理でおいしさの秘訣がだいぶ分かってきたのか、レシピなしで作る野菜炒めや汁物が以前よりおいしくなったようです。中華飯はその一つで、ウェイパァなどの市販の中華だしを使わないのにとても満足の味に。「おいしかった~。また作って」との声も聞けたので、翌日は弁当にもしてみました。



色が濃いめなのは濃口のしょうゆのせいです。だしには、干しえび、干し貝柱、干ししいたけ、きくらげとその全戻し汁、前夜がんもどきを作る際にとっておいた豆腐がつかっていた水を使いました。ふつう、中華料理といえば強火でチャッチャッが鉄則ですが、ここで敢えて味噌汁方式に、食材から旨みが出るよう、火を弱めにしてしばらくフタをして煮詰めるのです。シャキッとした野菜の歯応えは楽しめないけれど、クタクタでもなく、旨みがとても強く出ます。



朝、冷めたご飯の上に冷めた中華野菜炒めをのせるだけの、3分弁当。「どうだった?」と聞いたら、いい感じでご飯に味がしみていたそうです。冷めた中華飯もおいしく食べられたということのようです。これまで冷めたらムリ(おいしくない)と思っていたけれど、こういうメニューもありなんですね。卵を切らしそうだったので弁当にはゆで卵は入れられなかった。でもなぜ中華飯にゆで卵なんでしょ?



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