ミミズのいない土

せっせっせ

2010年09月04日 17:32

今日は久しぶりに堆肥作りのために、汗をだらだら流して庭に穴を掘りました。今回はちょっとショック。ミミズがいないのです。細いのが2-3匹いただけ。今までは小指の太さぐらいあるミミズが掘れど掘れど出てきていたのに・・・。思い当たる理由は、6月に花壇のパサパサの土と、ミミズいっぱいの庭の穴の土を入れ替えたこと。花壇のパサパサ土を改良しようと、花期が終わりがけだったビオラも埋めておいたのですが、それでも今までとは比べ物にならないほど土がまだサラサラでした。



穴の右側にできた山、見て下さい。いつもだったら、堆肥化されて黒々した土がいっぱい掘り起こされて、その間からはクネクネとたくさんのミミズが顔を出すのですが・・・今日はサラサラとまじりっけのない砂場のような砂。適度な湿り気はあったから花壇のときよりは少し改良されたかもしれません。穴の中にまた剪定クズや野菜クズなどを入れて、米ぬかをまき、土をかぶせ、、、少しずつ砂が土に変わっていきますように。



まだ発酵最中と思われますが、黒々した堆肥というのはこんな感じ。



門田式堆肥づくりに従って、二重にした土嚢袋に、少しの土を入れておき、毎日キッチンで出る野菜クズ、庭から出る剪定クズ、枯れた葉、花ガラなどを米ぬかと一緒にどんどんこの袋に入れていくだけで上の写真のようになります。今どきの気候のせいか、土に埋める前からもうかなり発酵が進んでいて、何の野菜クズだか判別不能なほど。手にのせてもホロホロしていて、これぞ堆肥という実感。堆肥の一部をいくつかの鉢植えの土に混ぜてみました。堆肥というのは、チッソ、りん酸、カリなどの栄養は少ないそうなのですが、肥料もちをよくすると今読んでいる本に書かれています。



土嚢袋は雨が当たっても、直射日光に当たってもいけなくて、風通しがよくなければいけない(野菜クズを分解してくれる細菌が元気に働ける環境をつくるため)ので、ひさしのない我が家では、通気口のある物置にこのようなカゴを上下逆さに起き、その上に土嚢袋をのせています。今まで夏の堆肥づくりはムシがわいてしまって涙なこともあったけど、肉や魚はやめて、野菜クズだけ、しかも水分はしっかり切って袋に入れるようにして、袋にクズを入れるときにワサワサと袋を動かして攪拌していたら、堆肥づくりは簡単&清潔。しかも、穴に埋めなくても夏は殆ど堆肥化してしまうので、そのまま植木鉢なんかに混ぜ込めば穴掘りで汗だくになる必要もない!

・・・というわけで、皆さまも堆肥を作ってみませんか?生ごみの量が格段に減ります。大人2人、犬1匹、鳥1匹の我が家では、犬の1週間分のトイレシーツを含めてもオールシーズン、週に1回、燃えるゴミ袋(小)1袋で済んでいます。

関連記事