なっちゃんの死
30日未明に悲しい出来事が。我が家に来て2度目の春を迎えることなく、金華鳥のメスのなっちゃんが命を落としました。ここ最近、体をふくらませて眠ってばかりで、体調がよくなさそうでした。でもしっかりエサはついばむし、時々元気に鳴いているし・・・しばらく様子を見てきたのですが、そんな状況にも関わらずオスのごまちゃんに羽根をついばまれて、見るも哀れな姿。これは、隔離してあげた方が体調回復にもいいのでは・・・と、別のカゴに入れたその晩、なっちゃんは息絶えてしまいました。
隔離するときに、初めてなっちゃんの小さな体を手にしました。小さいながらも必死で抵抗した力の強さが私の手にまだ残っています。29日の夜、私が12時近くまで編物をする間も、カサコソ、カサコソと、カゴの底に敷いた新聞紙の上を動く音がしていました。そしてそれきり・・・
いくら羽根をついばまれる相手でも、ストーブの消えた後の寒い冬の夜にくっつき合って眠る相手を奪ってしまったのがよくなかったのかもと、悔やまれてならず、涙が止まらず、昨日は辛い1日を過ごしました。
ひとりになっちゃったね。。。お前が相変わらず高らかに鳴いてくれるのが救いだよ。
なっちゃんのお墓はヤマボウシの木の根元につくりました。そこなら、相棒の鳴き声も届きます。ふと見ると、傍らにはスイセンの新芽が出始めていました。春はもうすぐだったのに。
楽しいことばかりを綴るブログに、初めての悲しい記事になりました。
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