記念皿が完成

せっせっせ

2009年10月25日 13:39

今年、庭から突如芽を出して夏を盛り上げてくれたかぼちゃ。一つだけ成った実からはプリンを作り、そして、一番大きく育ったの型をとって、皿を作りたかったのですが、難航しました。



実際の葉から形をとった素焼き前の状態。この状態から、完成までに2~3割小さくなるので、それを見越してフリーハンドで少し大きめに輪郭をカットし、同じものを2枚作りました。葉脈もフリーハンドでサッサッサと。

ところが、素焼きが終わると、心配していた場所から2枚ともヒビが。1枚は完全に2つに割った上で先生が釉薬をつけて下さり↓、もう一枚はヒビが入ったままイチかバチかで、私が釉薬をつけて本焼きしてもらいました。


イチかバチかの本焼き後は、素焼きのときのヒビが約2~3倍に広がりました↓。そういうものなのだそうです。



これじゃあ、ヒビそうろうで、使っていてもなんかさみしい・・・というわけで、先生が、陶器用のボンドで隙間を埋めた後、アクリル絵の具で釉薬の色に近い色をつけて下さいました↓。とくに、白い部分はかなり目立たなくなりました。先生、アリガトウ!

というわけで、この夏の記念、かぼちゃ皿の全容はこんな仕上がりです。ほぼ、実際の葉と同じ大きさで30cm以上。三色団子と比べて下さいね。


期待したような織部の色がでました。

先生:「これは何の葉だね」
私:「今年家の庭で育ったかぼちゃです」
先生:「かぼちゃってこんなに大きいか」
私:「ハイ、だからぜひ記念にしたいと思って、一番大きいのを選んだんですよ」

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