見たことも食べたこともないメニュー
今日は"11"が沢山並んだ日ですね。
イタリアで暮らす友人が日本に来ていて、うれしいお土産を贈ってくれました。夏に長い長いバカンスをサルディニア島で過ごしたそうで、そこの特産品であるフラゴラというパスタの一種を買ってきてくれたので、さっそく紹介してもらったレシピで作ってみました。フラゴラがサルディニアの特産品であることは、これを書いているたった今知ったのですが。
これがフラゴラ。外見はクスクスに似た小さな円柱状をしたパスタです。レシピでは1人分40gとありましたが、+10gとして計100g使ってみました。
(出来上がり写真すら)見たことも食べたこともないメニューを作るのは、かなりの冒険。
オリーブオイル、唐辛子、にんにくで炒めて・・・このあたりはリゾットやパエリアを作っている感じ。
あさりのだしとホールトマト缶を汁ごと1缶分加えたら、おぉっと、これはかなり汁だく!パスタが汁を完全に吸うまで煮込むとあったけど、どう見ても不可能な状況。パスタに火が通ったところでタイムオーバーとすることにして、とりあえず煮込む。味つけは塩のみ。
鍋のふたをしないで、かなりグラグラと煮立てたけれど、タイム・オーバー!汁はほどほどに、パスタとあさりの身をすくって盛り付けることに。リゾットのような完全に汁気を吸った出来上がりを想像していただけに、うわ~失敗しちゃったかな?!と思ったけれども、いただいてみるとこれがおいしかった。ブログを書くためにイメージ検索をしてみたら、結構よく似た供し方をした画像も発見しました。ミネストローネにマカロニが入っているような味わい。でも、フラゴラの食感はもっとプツプツ&プリプリしていて、口の中で噛み締めようとするも、弾力があって時々噛み損ねるくらいの密度がありました。
昨夜は料理熱が湧いたので、気に入っている『スープの本』を参照して、カリフラワーと生ハムのスープを作ってみました。夫も私もカリフラワーは苦手ですが、どこかのお店でいただいておいしかったので初挑戦。ミキサーは使わず、煮詰めてそのまま形くずれした状態のスープですが、用心して私は周到に形をくずしました。そのためか仕上がりは"食べるスープ"。器によそう直前に生ハムをさっと入れるのですが、この塩気とふんわりした歯応えがスープとよく合っていて、たまらないおいしさ。また作ろう。
たんぱく源が控えめなメニューだったので、わかさぎの唐揚げも。青のりの使いかけは以前は色あせたり香りがぬけたりして捨ててしまうことが多かったのですが、市販のパッケージをフタつきの瓶に入れて冷凍しておいたら、色も香りも十分保たれていました。
友人からは他にレンズ豆とバスサミコ酢もいただいたので、こちらも初めてになるけれど、レンズ豆メニューにも挑戦してみます。
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