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2010年11月27日

フランス菓子を作るように

米3合で炊く茸ご飯。皆さまだったらどのくらい具を入れますか?昨夜もまたもや珍事件発生。この具の量はもはやちょっとした事件です汗。油あげと豚肉の下は、みーんな茸!いくら火を通す前とはいえ、鍋いっぱいの茸ってどういうこと?!

フランス菓子を作るように

私の今までの常識では、コンロに3つ並べた鍋↓のうち、茸を煮るには白いホーローの深めのミルクパンで事足りると考えました。ところが全くお話にならない。では、と、次の候補に浅い行平鍋に移し変えました。ところがこれでも冗談みたいなてんこ盛りになってしまい・・・。結局一番深い鍋いっぱいにようやく収まり、ヤレヤレとひと息。

フランス菓子を作るように
フランス菓子を作るように

ゆっくりと弱火で煮詰めた後ですら、このボリューム↓。あまりの自分の料理との違いに、作りながら唖然とするばかり。

フランス菓子を作るように

流血しながらむき切ったぎんなん。帰宅した夫が写真を見て、「あれ、ニッパーを使ったの?」と言いました。「エ?これペンチじゃなかった?ペンチとニッパーってどう違うんだっけ」「ペンチは挟むもの、ニッパーは切るもの」「じゃぁペンチだったらもっとうまくむけたの?」「たぶん」ということらしいです。こんな思いまでして・・・とむきながら思っていましたが、炊き上がり、口に入れてからは、ぎんなんがあるのとないのとじゃ喜びが違う!と気持ちがガラリ転換。

フランス菓子を作るように

茸を煮たときの煮汁でご飯を炊き、炊けてから茸とまぶす方法。濃口しょうゆだから、ご飯の色もしっかり染まっていました。

フランス菓子を作るように

さぁ、別でさっと炒めて下味をつけておいた木くらげや白ごまと、唖然とする量の茸を混ぜ込んでできあがり!

フランス菓子を作るように
フランス菓子を作るように

旨い!やったー

作っていてふとつながったと思いました。フランス菓子教室に通う友人が伝えてくれた手の込んだレシピや、作ったお菓子を実際に口にしたときの驚き「一つ一つの味が純粋においしい!」。パティシェでもある著者は、きっと家庭料理をフランス菓子を作るように作っているんだな!一つ一つの食材の性質をとことん知って、料理に生かす、絶対に持ち味を無駄にしない・・・etc.

今までの自分の料理の感覚と著者のレシピがあまりにも違う(食材が多い、おいしくするために一手間をかける)ので、レシピとどうしても首っぴきになり、時間がかかって仕方がありませんが、一時期、難易度の高いお菓子作りにのめりこんでいたことがあったので、まるでそんな感じで苦になりません。何より結果としてこんなにおいしいものができるのであれば!・・・というわけで、

フランス菓子を作るように

ルネサンスシリーズを2冊購入しました。左は絶版なのでAmazonの古本で1/3の価格で購入。右は出版されたばかりのホヤホヤで、普段のおかずにも通用しそうな、おせち料理やデザートの数々が載っています。年越しそばや雑煮までも。手間さえ惜しまなければこのレシピなら間違いなくおいしいものにめぐり会えそうで、「一家に一冊」はうなずけます。今年のおせち作りはこの本でいってみよーー!


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Posted by せっせっせ at 15:50│Comments(0)ルネサンスに挑戦!
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