大人の本気

せっせっせ

2010年02月28日 00:48

先週のおこしものづくりに続き、友人に誘われて三州足助屋敷での土人形の絵付けに挑戦しました。

前日の長雨による川の増水と轟音がスゴかった!先週は誰かがお弁当を食べていた川辺も、今日は完全に濁流の中。川幅いっぱい流れているところなんて、見たことなかったような。



もみじの赤い新芽に、朝日に照らされたしずく・・・



屋敷に到着。先週1週間の暖かさのせいか、長雨でしっとりしていたせいか、光景や匂いが再び新鮮に感じました。ニワトリが自由に歩き回る母屋、先週よりぐ~んと成長していたシイタケ、ニワトリ小屋の屋根で育つ植物、空気の透明感・・・どれもこれも五感に「快」です。



もう外見と名前がすっかり結びつきました、ミツマタ。蜂の巣状なのはまだつぼみ。。



さて、絵付け会場にようやく到着して、絵付けスタート!開始から約1時間半でかわいいおふくさんが完成しました。このおふくさん、土鈴になっていて、振るとカランコロンと音がします。


左から、友人作、会場の見本、私作↓。友人は絵付け人形をプレゼントする伯母さまの雰囲気を現し、私はなんとなくで色付けしていったら、こんな元気そうなおふくさんが出来上がりました。名づけて3世代おふくさん。




もともとの土人形のぽってりした形が愛くるしいし、色をつけることで何通りものおふくさんができて、なんて楽しいんでしょ!
これまで、こういった体験は子供が楽しむもの、とか、旅の思い出なのだから短時間で不本意な出来でも仕方ない、とか思ってきたような気がするんですが、そういう割り切りを捨てて大人の本気を出すと、出来も違ってくるのかも。第一に、心底楽しい。それが今日の一番の発見でした。



終わって帰るときにはすっかり晴れ渡って、塗り絵のようにきれいな配色の山と空が。この記事を書いている今現在はまた大雨が降っています。大雨の合間のすばらしい一日でした。

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