フグを知る
夫が「日間賀島って行ったことある?タコとかフグとか食べに行ってみたいなぁ」と言い出したときに、ずいぶん前ですが忘れもしない
ドキンちゃんの記事を思い出して、「こんないいとこ載ってるよー」と提案してみたら、「よし、そこだ!」となって行くことになりました。ふぐといえば、過去に一度、刺身を食べた記憶しかないくらい未知の味で、旬がいつかも知らなかったほど。ドキンちゃんが「お腹いっぱいで食べきれず」と書いていたから、めいっぱいお腹を空かせて挑みました。
ふぐといったらこれしか知りませんでした。もう次にいつお目にかかれるか分からないと思ったら食べるより撮ることに夢中に・・・。シコシコとした歯応えに筋肉質な身。もみじおろしと小口ねぎを巻いてぽん酢でいただきました。「2枚1度に食べるとちょうどいいね」などという下世話な会話をしながら。
ドキンちゃんが絶賛していた唐揚げを食したらいっそう、ふぐの食感を舌が覚え始めたようです。まるで鶏のむね肉のようにひきしまっていてプリプリ、淡白で、唐揚げにぴったり。もちろんあたたかいうちに出していただいたのですが、揚がり方が少しジットリしていて残念。ドキンちゃんの写真では見るからにカラッと揚がっていますけど。夫は「うまい」を連発。日が変わってもまだ連発。この唐揚げでかなり満腹度が上昇。
用意周到に白菜などてっちりの具を少しだけ残して雑炊までしっかりいただきました。ふぐはとても淡白なので、ふぐだけの出汁では足りないのかも。お鍋の後のだしに別のだし汁が追加されていたようです。う~ん、うまい!
貸切の部屋の窓からはこんな絶景が見たい放題。天気がよかったので水平線の向こうの陸まで見えました(志摩のほう?)。そして、食後は大好きな外湯へ。内湯は薬湯、外湯は白湯なのですが、この日は温泉の効能うんぬんより、雰囲気優先でした。
緑と青の美しい景色を見ながら外湯へ。写真の右側にすこーし写っているのが外湯の外壁。海に面しているようで、これは期待できるぞ、と胸ふくらませて行くと・・・
うっわ~~☆☆☆!!無人だ~、貸切だ~、一人風呂だ~!!夜だと22:00から45分間の貸切で1500円だそうですが、この時間帯のこの眺めと光は1500円以上ではないでしょうか。夜だと海は真っ暗なだけですし。
遠くに行き交う船を見ながら、ザザーッという潮騒を聞きながら・・・
昼間にこれだけの日差しを受けて入っているとかなり熱かったです。簡易式で洗い場や水栓などはないんですが、それでも大満足。食事+入浴で慌しすぎることなく3時間が経過し、この後、知多半島先端の諸崎(もろざき)までドライブしておいしそうな干物をたくさん調達して帰りました。朝9:30過ぎに豊田を出て、日暮れとともに帰宅できるコースでした。
ホテル小野浦
愛知県知多郡美浜町小野浦
Tel: 0569-87-0368
(今回いただいたコースは
こちら)
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