あるものを活かす
夫が独身の頃、職場で一定期間一緒に仕事をしたイスラエル人の方から譲り受けたという、揺り椅子。帰国する際に不要となって「要らない?」と持ちかけられたのだそうで、椅子の後ろには、
TO MY BEST JAPANESE FRIEND
とマジックでメッセージと、その方の名前が書かれています。アパート住いの頃は、折り畳めるにしても場所を取りすぎるので、いったんは夫の実家で預かってもらっていたのですが、今の家に移ってからは、どこかに活かせそうな気がしてまた持ち帰ってきました。
そしてふと、リビングの庭に面した場所に置いてみようと思い立ち、夫に持ちかけると、「じゃあ、大改造するか」と、すぐさまガレージへ。ウィーン、シュルルル・・・という音がしていたと思ったら、「造りが危なっかしかったから何箇所かネジを打ち込んでおいた」と。ありがたい!
夫いわく「ホームセンターで売っているようなもので、そんなイイものではないと思うよ」という代物ですが、だからこそ使える場が見つかってとてもうれしくなりました。帆布を一枚ひっかけただけの、ハンモックみたいな構造なのですが、これがあらためて座ってみたら、背中と腰が深く支えられてすごく安定感があるのです。揺り椅子なので角度の調節は無理なのですが、これに身をうずめながらの編物もとてもやりやすい。冬はあたたかい生地に替えてもいいな(ミシンでまっすぐ縫うだけならできる!)。
オットマンも欲しくなるなぁ。。。
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