ユーカリの剪定

せっせっせ

2009年06月02日 16:48

数日前になりますが、ユーカリの剪定をしました。この時期、あらゆる植物が一気にボリュームアーップで、剪定バサミが手放せません。1年前に「自然なフェンス」を目指して植えたユーカリ・グニー。ウン百種類あるオーストラリア原産のユーカリの一つですが、コアラの食べるユーカリとは違うらしいです。生垣として選んでよいものかどうか?頼みのインターネットにも「うちはユーカリの生垣です」というサイトには全く出会えず、非常に悩んだ挙句の決断。「大きくなるったって、剪定していけばいいんだし~」と。



2008年5月、「やっぱりここに緑がほしい~」と、当初ジャリ敷きであった場所のジャリを取り除き(キツイ)、ガラを除いて耕し、9本のユーカリ・グニーの苗木を60cm間隔ぐらいで植えました。1本200円そこらでお買い得だったのと、丸い葉や色も気に入り、きっと涼しげな生垣になってくれるだろうと。写真↑でお分かりのように、スペースの中央より少し左側(我が家側)に植えたのです。成長したときに、少しでも右側の隣家へ葉がはみ出すのを防ごうと考えたから。その考えは・・・実に実に正しかったのです



猛暑をなんとか乗り越え、同じ年の9月にはここまで成長し・・・(だいぶチリチリになっています、でも強い!)



今年5月にはもう完全に生垣と呼べる高さに!当時はかわいく丸かった葉っぱも、成長するとだんだん細長く変わってくるということで、よく見ると様相がずいぶん違います。9本の成長もまちまちで、植えたときと殆ど変わらず、30cmくらいのまんまな株もあれば、私の背を超えてしまって、2mくらいまで成長してしまった株もあり・・・。「かわいい」のイメージから、「ちょっとこわい」へ。


同じ距離から撮った、30cmの株と2mの株の幹の違い↑!当然のことながら2m級の株の葉はいくらか隣家の敷地にはみ出してきていたので、カット、カット、カット! 幸い、ユーカリ・グニーは剪定に強く、というか、まめに剪定していかないと巨大化するようです。ありがたいのは常緑の木なので秋に枯れ葉が隣家へ・・・という心配は無用。ムシもつかないし、生垣としては、(今の時点では)おすすめです。




家じゅうユーカリ・・・。あいにく(さいわい?)、ユーカリの挿し木はめったに成功しないらしい。いや、もう増やしません。植物の成長ぶりには本当にびっくりしっぱなしの今日この頃です。

2010年11月25日追記:
「ユーカリ 剪定」をキーワードにこの記事をご覧になったみなさまへ
1年後の2010年7月に辛い決断の末、全てのユーカリの木を撤去しました。そのときにあらためてお伝えしたいメッセージをまとめていますので、よろしければその日の記事もご覧下さい。

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