アンドリュー・ワイエス展
愛知県美術館で3月8日まで開かれている「
アンドリュー・ワイエス展」を観てきました。今年1月16日に91歳で亡くなられたそうですが、ワイエス氏の絵を初めて知ったのは、1995年に同じ場所で開かれた展覧会でした。当時の案内広告↓を今も大事に持っています。
この↑「遠雷」というタイトルの絵、絵葉書を購入して額に入れて寝室に置いていたら、友人が「えっ、これあなたじゃないの?」って勘違い。ワイエス氏は秋と冬の枯れた情景が特に好きなのだそうです。
今回は広告↑にあるようなテンペラ画よりも、習作や水彩画が多く展示されていました。
一緒に行った友人と感想をコメントし合ったとき、2人とも館内で見たワイエス氏のインタビュー映像の、全く同じフレーズに感銘を受けていました。
「想像力がかきたてられたら外に出る。即行動だよ。91歳だからなんて言っていられないんだ。年齢は関係ないね。」
インタビューで91歳と言っているので、同じ歳に亡くなっているということになるのですが、表情はにこやかで、本当に楽しそう。
「(絵を見る人に)
私が対象に込めた愛情を感じてもらえればうれしい」。
十分に感じてますますファンになった1日でした。図書館に画集がないかしら。好きなだけめくって堪能したいです。
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