私の大失敗
飼い犬のユウに手作りの食事を与え初めて以来の大失敗をしました。土曜日の明け方から下痢と嘔吐が止まらず、午前中急いで動物病院へ行ったら、土曜午後はずっと病院で点滴。土曜夕方から今日は再び家で休養しているのですが、この件で夫と私の睡眠時間は激減。まるで時差ぼけのような重い頭を振り払いながら、止まらない下痢の処理に追われて過ごしています。今朝からようやく少し回復傾向にあり、食事もとれて、近寄ればシッポを振るところまで体調が回復したので胸をなでおろしています。
土曜日、動物病院から連れて帰って間もないユウ。病院での緊張もあったのか、頭を垂れてひとりでに眠ってしまっていました。この頃下痢はひどく、数時間おきに、ほとんど水のような便が出ました。右前脚には点滴の処置のためにテープが巻かれ、そこを噛んでしまわないようにアニマルネッカー(エリザベスカラー)をつけています。動物病院でよくこのカラーをつけている犬や猫を見たけれど、こんなに早い段階でユウも着けることになるとは思ってもみませんでした。
床が汚れて掃除が大変なので、トイレトレーニングのときに使っていたコルクマットを敷き詰め、サークルで区切ってユウ専用のエリアを設けました。ユウも夫もぐったりです。私も、土曜日は動物病院を3往復もして、緊張と寝不足で頭がドーンとしています。
私の大失敗の原因はこれです。ゆでた筍をひたしていた水をユウの食事に使ったからと思われます。人間の食事には何度か使っても何も起きなかったのに、ユウはそれに大アレルギー反応を示してしまったようです。筍には気をつけたほうがいい、と頭の隅にあったので、筍自体は使うのは控えましたが、つけ水ならいいだろうと思ってしまったのです。ルネサンスの料理法に傾倒する私が、少しでも栄養のあるものをという漠然とした思いでしてしまった判断でした。動物病院では、「なんともない子もいると思います。たまたま合わなかったのでしょう。」とも言われましたが、医師からは「いわゆる食中毒ですね。今度食べさせるともっと大変なことになることもありますから。」と注意を受けました。今朝7時頃だったか、医師は電話を下さり、容態を尋ねてくれました。休診日なのに、気にかけて下さってありがたい・・・。家族の食を預かるということの責任を重く受け止めることになった、痛い、痛い、出来事でした。
保険の効かない出費も痛い
夫に手作り食の継続を相談したところ、「筍には気をつければいい。今まで大丈夫だった物でつくれば大丈夫。あんなに喜んで食べるんだから。」という返事でした。それでもなお、考えさせられます。獣医さんにも相談してみようかと思います。
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