常滑へ
週末両日のそれぞれの予定が、大震災の関係で2つともキャンセルになり、夫とどこか近場にドライブでもと、数年前に行ったきりの常滑へ出かけました。午後になって出かけたのでちょっと時間が足りなかったですが、「それくらいがいいんだよ」と夫。そうかもね。
素敵な手作り雑貨店をのぞいているうちに、夫が「コーヒーが飲みたい」と。折りしも焚き火でコーヒー豆を焙煎して、パーコレータを使ってコーヒーを煎れる焙煎講座が屋外でやっていました。
キャンプなどで、パーコレータを使って煎れるアメリカンコーヒーとのことで、結構豪快に火にかざし、あっという間に豆が燻されました。コーヒーは確かにアメリカンで薄めなのですが、香りはたっぷり。これだけ焦がしたのだから、香ばしくないはずがない。
パーコレータのしくみと淹れ方の説明を聞きながら、カップでたっぷりといただきました。たったの200円で焙煎体験とカップ2杯のコーヒー、そして余った豆の持ち帰りまで!パーコレータはホームセンターのキャンプ用品コーナーでも見かけるものの、しっかりとした淹れ方の説明が書かれた商品は少ないとのこと。私も初見聞でした。
その後、散歩Aコースを地図もなしに適当に歩きながら、登り窯や土管がびっしり埋め込まれた土管坂などを見て、ふと立ち寄った常滑焼のお店『
SPACE とこなべ』で・・・なんと!予定していなかった急須を購入。堀田憲児さんの作品で、ほかにも同じ作風の茶碗、カップなどもありました。ちゃんとした和の急須を持っていなかったので、衝動的ではあっても、絶対に大事に使うと確信して購入しました。茶漉しまで陶器製で、金属製と違ってにおいがお茶に出てしまうことはなく、まろやかに淹れられるとのこと。
食器棚にしまってしまうのがもったいなく、テーブルの上に置いておいて、何度も目にかけたくなります。夫は、これでビールが飲みたい、と焼き占めのカップを購入↓。鯉江明さんの作品。
時間切れで閉店5分前に入った、B級品の各種植木鉢が屋外で売られていたお店では、ちょうど月末まで40%オフとのことで、たったの5分で意地になって2つ選び出しました。近かったらまた出直して行くのに!と、くやしくなる安値でした。こちらはもちろん常滑焼ではなく、中国産などのようでしたが。。。お店は散歩道のスタートとなる陶磁器会館のすぐ隣でした。
SPACE とこなべ: 常滑市栄町6-204
TEL: 0569-36-3222
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