2012年09月21日

ふちどりしてみます

シルク&レーヨンのこんな細い糸を3本どりにして・・・



以前完成させたマーガレットのふちどりをしています。なんとなく、メリハリをつけたくなったのです。写真では分かりにくいですが、黒いビーズをあしらったような雰囲気にも見えます。教室で先生が「夏糸で黒はなかなかないのよ」と言いながら探して糸を提供して下さいました。



これからの季節、出番ですが、既製服同様、何を編んだとしても、肝心なのはコーディネートだなぁと思います。
  


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2012年09月06日

首凝り

1日中PCの前にいる仕事の上に、趣味は編物って、首凝りまっしぐらです。今回挑戦してるのは前後身ごろと左右袖をぐるっと一続きに編んでしまう、丸ヨーク。今現在で、1段の目数が300近くなってきて、その上に葉っぱの模様もあるのでとても集中力が要り、1往復ごとに「さぁ次の段、行くよグッド」と自分に葉っぱ、いや発破をかけなくてはいけない感じ。ゆっくりでいいから、とにかく間違えずに編むことが肝要。


新聞の切抜きの首凝り対策ストレッチを脇に置いて、まめにやることにしました。昨夜は首を温めながら寝たら、当然のこと?、夜中に大汗をかいて目が覚めました汗



この切抜きのイラストの姿勢、見覚えありますよね。PCの前に長く座っている人を見ていると、だんだんこうなっていく・・・。皆さま、要注意です。
  


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2012年08月28日

糸井さんの編物プロジェクト

編物に関する内容で、しかも、模様編みの集合体のようなアランセーター発祥の地、アイルランドのアラン島に旅する番組とあって、興味津々で観たNHK BS放送の『旅のチカラ』。通しで録画を観たのは今日が2回目。糸井重里さんが編物を東北の地場産業にしたいと考えて始めたプロジェクト、これからどうなるんだろう。



アラン島で’60年代から編物を続けているという女性。手元を見ず、目の前に座った糸井さんと話しながらずんずん編む。その両脇で娘、孫も編む。1頭の羊からとれる羊毛が、300ユーロ(約300円)で取引されていると知って糸井さんは「安すぎる」と驚いていました。



私も今すぐこの場所で一緒に編みたい!やったー



メディアに編物ネタは少ないので、録画を大事にとっておきます。
  


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2012年08月18日

水色の麻糸

ドルマンスリーブセーターを編んだ生成りの麻糸が気に入り、色ちがいで水色を取り寄せました。次の作品のゲージ用と、模様編みの練習に、今日はソファででもなく、テレビを観ながらでもなく、教室と同じようにテーブルでもくもくと編んでみました。葉っぱの模様が浮き出てきて、うわぁどきどき 内布とファスナーをつけて、こんなポーチがあっても素敵じゃないかなー。




先生に、「これは編み図を見るとややこしいから、編み図を見ないでやりなさい。編み目だけを見て編んでいったほうが分かりやすいわにゃん」と言われたので、半信半疑、思い切ってそうしてみました。すると、最初は間違えておかしな模様ができたけれど、先生についてもらって正しく編んだ箇所と比べたら、どこをどう編めばいいか飲み込めました。規則性が分かったら面白い!



母に、先日完成したのと同じドルマンスリーブセーターを編むことになり、好きな色を選んでもらったら、私と同じ水色でした。・・・つまり、全く同じ糸で違う作品を同時進行していきます。



夏の水色は爽やかですが、これだけ暑いと編めるコンディションがなかなか整いません。それでも、ちょっとずつ、一段でもいいから前へ。
  


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2012年08月03日

ドルマンスリーブセーター完成

少しずつ、少しずつ、空いた時間に編み進めて、約2か月。麻糸(リネン=亜麻)で編んだドルマンスリーブセーターが完成~キラン



ワーイ!こんな形です。サンプルで確かめたとおり、チクチク感もガサガサ感もありません。洗い込んでいったらどんな風合いになっていくのかな。



Vのあきを除いては、前も後ろと全く同じ形。自分で本をめくって編みやすさにピンときたのですが、本当に編みやすかったです。



前身ごろと後ろ身ごろをかぎ針編みでつなぐのですが、そこにこんな涼しげな模様ができます。脇も同様です。




ウェストの方眼編みは、6段分ありますが、本当は1段のはずでした。初心者の手編みにありがちな、「編んでみたらキツキツ!(またはユルユル!)」の、今回はキツキツの方でした。それで、6段も編んでなんとか丈の長さを調整したのです。


本とは、糸も、サイズも、編む方向も違った(本は肩からウェストにかけて編むところを、先生の勧めでその逆にしました)ので、教室で先生に計算をしていただいて、家でエクセルで自分の体型用に編み図を一から作りました。三つ穴模様の配置をあらかじめすべて目に見える形にしておかないと、とても混乱してしまって楽しく編めそうになかったからです。編み図を描くのにエクセルは決して万全ではないけれど、頭を整理するのには全体が見えるのが一番で、役立ちました。家のプリンタはA4までしか印刷できないので、虫眼鏡で見たくなるほど小さな編み図とにらめっこしての作業でした(写真でも殆ど輪郭しか見えていませんが、実際は数字やガラも細かに入っているのです)。



参照した本:『着ごこちさわやかなニット(日本ヴォーグ社)』の「ドルマンスリーブセーター(P7)」
糸:きんしょうの40/8リネン(生成り)1巻(約290g、約870m)、税込2131円←今回とても低価格

次は・・・憧れの藍染の糸で編んでみたいしあわせ
  


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2012年06月06日

つぎ

まだまだ編んでみたいものが尽きません。教室の日まで待てず、糸を自分で注文してしまいました。今度は、一度編んでみたかったシャリシャリのキナリの麻糸で挑戦。先日「きんしょう」から取り寄せた糸です。以前図書館で借りた『着ごこちさわやかなニット(日本ヴォーグ社)』に載っていて、いつか編みたいと思っていた「ドルマンスリーブセーター(P7)」です。糸がほそ~い。棒針3号で試し編み中・・・コシがあって編みにくいけど、模様が出てくるとニンマリ。



先日観たTV番組で、メキシコ第二の都市グアダラハラというところに「編物通り」と呼ばれる通りがあり、編物したい人が毎日その通りに集まってきて一緒に編むそうです。ちゃんと先生もいて。好きな時間に来て、好きなときに帰るようなスタイル。「リラックスできる」と言っていました。同感だわにゃん。屋外で編んだらなおのことだろうな。


  


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2012年05月31日

マーガレット完成

とてもカンタンにできました。同じものを違う糸で編んでも、これならひとりで完成させられそうです。使ったのはキタマオンラインで購入した、ガラ紡 双糸100g(250 m) × 2(キナリ)を、クヌギの帽子で染めたもの。いろんなスタイルが楽しめそうです。

タテに長く二つ折りにすれば、サリーのように使える (こんな人いないかええと(汗)



サリーをぐるりと首に回せば、ぼってりマフラー風。



均等に、首の後ろから前に回せば、ベスト。前をピンで止める。



そしてさいごに、マーガレット本来の着方 エレガント~



うしろ姿。撮りづらい・・・ 丈はウェストより少し上くらい。編みながら決めました。



そで口も、先生の提案でかぎ針編みを足してやさしい感じに。



そして今日も、いつもの一コマ。



余った糸と、編んだ糸。歩留まり良好。


  


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2012年05月30日

編物再開!

GW前から編物とごぶさたしていました。心おきなくまた空き時間に編んでいきます。



今編んでいるのは、去年秋に拾い集めたクヌギの帽子で染め、さらに同じクヌギの実の粉から取り出したタンニンに浸したことで、紙のようにバサバサした風合いになってしまったオーガニックコットンガラ紡糸による、マーガレット。マーガレットというのは、横長の長方形に長~くひたすら編んで、脇だけをつなげたボレロっぽい見た目のデザインのことです。バサバサした風合いができるだけ生きるように、太い針でざくざく編んだ雰囲気を狙っています。



初めて、輪針を使って編んでいます。模様編みは、こちらの冬のスカートと同じです。
  


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2012年04月16日

まるで麻ひも

去年の秋、ドングリの皮で染めて、さらに色つきをよくしようと、ドングリの実から抽出したタンニン溶液に浸したら、色は多少濃くなったけど、タンニン効果で紙のようにバサバサ、ガサガサになってしまったオーガニックコットンのガラ紡糸。写真↓は、一番左がホームセンターなどで売られている麻ひも。そして真ん中が麻ひもで編んだペンケース。そして、一番右がドングリの皮で染めたオーガニックコットン。手触りや色合いまで麻ひもそっくりなんです。



なんとかその風合いを活かしたものにできないかと、ただいま試し編み中。



軽いから「のれん」にもできそう。今のところは、透け具合の大きい、さっとはおれるボレロふうの上着はどうかなと思っています。
  


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2012年03月29日

冬の終わり--使い込まれたミトン

この冬、夫に気軽に頼まれて初挑戦したミトン。今日ふと見たら、使い込まれた様子です。



使い込んでくれてありがとうにゃん
  


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2012年03月19日

犬とおそろいのセーター

犬の毛色とおそろいのセーターが編みたいな、と思い立ち、よく似たアルパカの毛糸で編み始めています。



自分の散歩姿をイメージして3つほどデザインをスケッチをして、左下のに決めました。いざ、編むのみグッド。今からだと秋からしか着られないとは思いますが。最近は基本のメリヤス編みなら、ときどき目を手元から離して天井を見ながらとか、首を真横に回したまま編むことにトライしています。首凝り&肩凝りを少しでも防ぐためです。



表から見たところ



裏から見たところ:こっちもいいな。。。(いつもそう思うのに、暖かさ重視で結局はやめてしまう。表編みを外にした方が保温性があるそうです。)



カーサン、その茶色の糸、ボクよりちょっと赤みが足りないんじゃない?
  


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2012年03月15日

超ロングスカート完成

義母からいただいた大量の毛糸をふんだんに使って、ついに完成です。(気がついたら超)ロングスカートです。いつものことながら、計画した通りにはいかなかったのですが、今回はそれがかえってよかったかも。冬が長引いているので、なんとか間に合いました!



毛糸は、義母に編んで送ったこのガーター編みの靴下と同じもの。この2色だと、スカートにしたときにコントラストが強いように思われたので、ベージュの細いモヘヤ糸を混ぜ込んで2本どりで編み、色をぼかしたのでした。



藤(ふじ)編みという模様編みを先生に勧めていただき、体型に合わせて図面化していただきました。夏の服に多く取り入れられる柄だそうです。編むと自然にカーブが生まれ、境界線が楽しくなりました。2色交互に編まなかったら、編み目が自然にカーブすることに気付かなかったかもしれません。



ここまで長くなるはずではありませんでした。編んでいる途中で、「ン?なんかやたら長くない?」と測ったら、もう必要な長さを超えていて、そこでストップしたのはもちろんなんですが、なぜか仕上がりはそれでも長い。足首まですっぽり。でも、長いならいっそこのくらい長いほうがよかったです。

仕事で1日中PCの前に座っていると、膝から下が冷えて冷えて仕方がない。エアコンは顔がほてって不快なので最小限にし、靴下を3重にはき、タイツ+内側あったか加工のパンツ(+レッグウォーマー)+ひざ掛け、足は電気アンカの上にのせながら・・・といういでたちで足の冷えと闘っていた私に、先生が「あったかいよ~。毛糸のロングスカートは一度はいてしまうと、ズボンなんかもうはけないくらいよ」と言うので、是が非でも編もうと思ったのでした。さっそく履いてみると、模様編みで多少透けているというのに、そしてまだ裏地をつけていないというのに、ボワ~ンと足全体が温かさに包まれ始めました。とくに、膝から下。モヘヤの糸を入れることで毛玉もできにくいそうなので、冬の家着としては頼もしい限り。ウェストはゴムです。これを履いたままお風呂洗いは難しそうですが、腰をぐるんぐるんに丸めて膝丈にすればなんとかなる?いずれぜひ裏地もつけたいです。

それにしてもここで写真を撮ろうとすると、いつも来るのでいつも入れます。置物ではなく、我が家の愛犬です。
  


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2012年02月20日

いつから?

今朝の朝日新聞でこんな投書を見つけました。



数ヶ月前に、編物教室の先生の紹介で、喜多町にある「平岩ボタン店」という昔ながらの商店を訪ねたら、私の編みかけの作品を見て声をかけて下さった女性たちが「昔は学校でやったね~」とおっしゃったと思います。学校で教わらなくなったのはいつ頃からなんだろう?
  


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2012年02月16日

デザイナーきどり

これも一応デザインの一部?次に編みたいセーターの色合いをイラストにしてみました。



モデルは・・・ワンコ。胸周りのシマをカアサンの身ごろに、真っ黒なミミをカアサンの袖にする!男っぽい配色だけど、なにかどうしてもやってみたくなったの。



このイラストを先生に見せて、一番そっくりな色の糸を一緒に選んでもらいました。アルパカ100%のなかなか高級な糸。なかには飼い犬の毛を紡いで編まれる方も世の中にはいらっしゃるようですが、カアサンは色合いだけで十分。いくらなんでも床にそんなに抜け落ちてないし。



ずっとしまいっぱなしだったから忘れていたけれど、この多色鉛筆は、濡らせば水彩画タッチにもできる色鉛筆でした。説明書をチラ読みして、すかさず水彩タッチに変更。
「今年の冬は長いそうよ」と編物の先生。ならば、飛ばせば、1回くらいは袖が通せるかな?無理かなぁ・・・もぐもぐロングスカートまだ半月はかかるし
  


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2012年01月10日

初めてのミトン

2012年の作品第一号は、夫に頼まれたミトン。危ない綱を渡りながらもなんとか完成。



左右で色が違うのは、おいおい編む予定の夫用のベストに使う毛糸の色合いと風合い見定めるためでした。



ミトンを編むのは初めて。以前、教室で夏のアームカバーを編んだときの記憶をたどりながら、流れはこちらのサイトを頼りに挑戦しました。指先はサイトのやり方ではなく、方眼紙に実際の手の形に添うような減らし方を描いて、親指側と小指側の傾斜を変えました。



難関は一方のミトンにつき4箇所ありました。一方を全部仕上げてからもう一方をまた一から編み始めるのはしんどそうだったので、難関ごとに、左右同時進行で編み進めました。不思議なことに、ビギナーズラックか、最初にやる方がうまくいき、安堵して次のをやるとイマイチなことが多かったしくしく。最難関が親指の編み出し↑でした。



最難関について詳しく言えば、親指の付根部分にどうしても穴が空きやすいそうです。事前に「穴は空くもの。恐れなくてもいざとなれば後から縫ってふさげばよいのだから」とのアドバイスに勇気づけられて挑んだけれど、サイトの説明方法がついに理解できなくなり、立ち往生してしまった。そこで、ニッター同士のQ&Aを読むと、「教科書どおりの方法でなくとも、ここなら穴が空きにくいだろうと思う箇所の目を、自分の勘を信じて拾えばよい」というコメントを発見。それだ!今の私にぴったりの回答グー。サイトを見ながら「ねじり増し目」や「二目一度」など、部分部分理解できたところを取り入れながらテキトウにやりました。最後に、写真↑のように少し穴っぽくなったところを、編み始めに多めに引き出しておいた糸と針を使って、ふさいだらバッチリ。私の場合は横着をして、手にはめながら(=外表で)縫ってふさいでしまいました。はめながらのほうが、ふさがなければならない穴がはっきり分かるし、どのくらいの力で糸をひっぱればよいかも分かりやすかった。



今朝、さっそく着用して仕事へ。行ってらっしゃ~い! 手のひらわーい ハレバレ
  


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2011年12月28日

ミニマフラー

小さなマフラー。これも今年の秋のはじめに編んだのでした。箪笥にしまいっぱなしだった!



AVRILで買った糸もついにこのミニマフラーで使い切りました。とても細い糸なので、他の糸と2本どりで使うことばかり考えていたけれど、最後はこの糸だけで、色合いの美しさを一番前に出すには?と考えて、方眼編みで編んでみたのです。フンワリ軽い仕上がりになりました。


一方、混ぜて編んだ3つの作品はこちら↓:帽子(ベースは水色)、ボレロ(ベースはコゲ茶)、バッグ(ベースはグレー)





どれも使用頻度、とってもです!
  


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2011年12月26日

あったか靴下 II

簡単に編めるガーターソックス、1玉だけあった、あったか色の糸で自分用にも編んでみました。アクリル70%、毛30%。



残念ながら糸がわずかだけ足りなかったので、片方にはアクセントカラーで模様入りに。前回はつっかえずスムーズに完成できましたが、今回は片方が出来上がってみたら足が入らないようなとんでもない結果になっていて、「目を減らす箇所を間違えた!」と、ずいぶんほどいて編み直しました。あきらめたくなったけど、片方が先にしっかり出来上がっていたので、ふんばりました。修復できたときの達成感ひとしお。一つ編みきってから次へ、と自分に言い聞かせていますにゃん



前回、義母に贈ったとき(こちら)は足の甲とかかと側にアクセントカラーが入ったけど、ちょっと考えて自分のは両サイドにくるように編んでみました。この編み方だと、くるぶしくらいまでの長さにとどめないと、履いたり脱いだりがちょっと難しい。この長さなら文句なしです。贈る人に好きな色を聞いてから編んだら喜ばれるかしら。
  


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2011年12月23日

編物レビュー2011

今年は、翻訳の仕事は去年の半分くらいに終わってしまいそうですが、年始にブログで「今年は編物に時間をもっと使いたい」と書いたとおり、ガーデニングはほどほどに減らし、時間さえあれば編みました、編みました!車の助手席で、旅先で、病院の待ち時間で、友人と一緒に、料理の合間にTVを観ながら編む、編む、編む。一年間の作品をずらずらと並べてみます。

 


うわぁ、こんなに。ひと月にひとつは何か編めたような数が並びました。糸について、色について、物のつくりについて、興味が深まった一年でした。
  


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2011年12月22日

味のある木管

以前大量にサンプルを送っていただいた、京都太秦にある糸屋さん「きんしょう」から初めて糸を買ってみました。ネットの買物は便利だけど、デジタルに始まりデジタルに終わってしまってさみしく感じる私。今回は訳あって買物かごを使わずにメールで直接注文したら、夕方だったのにすぐお返事をいただいて、「今日の便で送りますから明日届くと思います」と。顔は見えないけれど、お店と直接メールを交わせただけでもちょっとは嬉しい。



翌日の昼、届いた!。ゆうパックさんありがとう。配達員さんありがとう。



細い糸なので2本取りで編みたいといえば、こうしてわざわざ2巻に分割して送って下さる親切なお店。しかも、この、糸が巻き付いている真ん中の芯みたいなのが素敵!木製ですよ。お店のサイトによればこれは木管といって、過去に紡績工場で使用された中古品なのだそうです。かせの状態で糸を買って、自分で染めたときなんかにもこの芯に巻きつけることができると・・・どきどき大事にとっておこう。



この3色の糸を使って、夫が頼んでくれた手袋に挑戦してみようと思っています。夫が紙に手の形を書いてくれたものをベースに、寸法を入れて・・・。先生に頼れないとき、やはりデジタル情報が頼りです。現時点で自力で完成させる自信は55%くらいです。技術の伝承はやはり人から人へでないと・・・ねしくしく
  


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2011年12月17日

自力で服!

編物教室の作品とは別に、先生に頼らずできるレシピを本から探しては小物を編んでみたりしているうちに、ついに服にも挑みました。本に掲載されていたのと同じ糸をネットで注文。自分サイズに合わせて目数や段数を計算する方法が分からず、結果的には間違っていたけれど、なんとか自己流計算で割り出して編みきってしまいました。編み始めてからひと月あまりで完成したのがこちらの、ケープ風カーディガン。『リネンのハンドニットII 四季の物語』18-19ページの掲載作品です。



それぞれのパーツを編むところまでは自力で、各パーツをつなげるところは不安だったので先生に教えていただいて完成。



糸はこちらの、麻100%のコルトレイクリネン。こちらから購入しました。リネン100%といってもガサガサ、チクチクした風合いではなく、ふんわりやさしい感触。


久しぶりに夫に撮ってもらえたので後姿も。素材感はとてもよいのですが、下に着る服の素材によって、結構な量の繊維がつく恐れが。この写真を撮った後、脱ごうとすると、下に着ていたウェアが繊維だらけになっていました。う~ん、こりゃ、外出先で脱ぐことはできないぞ、というくらい。摩擦の少ない素材の服ならいいのかな・・・。そこをなんとかすれば、秋口から真冬まで着られそうな、貴重な一着になりました。

後日追記:下に着ていたウェアが繊維だらけになったのは、最初の数日だけでした。それ以降はまったく気にならなくなり快適に着ています。真冬に着ても、素材感(見た目)、温かみともにとても重宝しています。教室の先生も興味を示されて図面をご覧になりました。「違う糸でもまた編んでみるといいわ」と勧めていただきました。ぜひ涼しい糸でも編んでみたいです。
  


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